anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ヒックとドラゴン2

2014年作品、ディーン・デュボア監督、声の出演:田谷隼田中正彦寿美菜子

落ちこぼれの少年ヒック(田谷隼)とドラゴンのトゥースが運命的な出会いを果たしてから5年。 人間とドラゴンが平和に暮らすようになったバーク島は今日もドラゴンレースで賑わっていた。
しかしヒックとトゥースはレースには参加せず空を飛んで地図に無い場所を探していた。 ヒックは開閉式の翼を装着し、気流に乗って自力飛行ができるように改良を施し、前方に障害物があったらトゥースが助ける感じで軽快に飛んでいた。 二人の信頼関係は強固なものになっていた。
地図にない場所を見つけると、新しく地図に書き込むヒックだったが、それはトゥースと同じ種族のナイト・フューリーを探すことも目的の一つだった。
そんな時、いきなり地上から網が放たれ、二人は放たれた場所に落ちてしまう。 そこには、ドラゴンを捕獲しようとするバイキングの一団がいた。 しかし争いごとを好まないヒックは、敵意がないことを懸命に話すが、彼らはいきなり氷を吐くドラゴンに攻撃されたこと、そしてそれがヒックたちだと決めつけていたこと、さらにドラゴンを捕えて、ドラゴという男に献上しなければならないことをヒックに言う。
ヒックはどうやらドラゴという存在が、彼らが恐れていることに気が付き、一旦バーク島へ帰ることにするのだった。
彼は、父・ストイック(田中正彦)の跡を継いでリーダーになることを願っていた。 ドラゴンに敵意を持っていた島の人の考えを改めさせ、共存の島にしたヒック、そして恋人のアスティ(寿美菜子)との仲は順調、しかし彼が父にドラゴの話をすると表情が一変するのだった。
そう彼は恐ろしい存在だった。 いろんな島の長たちを一瞬で焼き殺し、唯一生き残ったのがストイックだったのだ。 彼は島全体に戦闘状態になることを知らせ、固く島の警備を固めるのだった。
しかしヒックは、ドラゴとの対話を求め、彼の住処をバイキングたちに聞きに行ってしまう。 そして心配でアスティも同行するのだった。 しかしヒックはその後、謎のドラゴン・マスターと遭遇するのだった…

1作目 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1537558.html を劇場鑑賞を逃してしまい後悔した作品、評判がよくDVDで鑑賞して続編公開を楽しみにしていましたが。
なぜか劇場スルーになってしまったんですよね。 いろいろな理由がささやかれていますが、配給会社との確執や、権利の高騰など家族で見れる作品には似つかわしくないおとなのドロドロの問題のようです。 作品自体の出来は、1作目に劣らない秀作でした。 それは各所で個別上映をされていることからわかりますよね。
監督はディーン・デュボア、1作目は共同監督でしたが、今作は一人のクレジットになり、クリス・サンダースは製作総指揮となっています。 キャラは1作目と同じですが、新たにドラゴという強烈な悪役が登場、さらに謎のドラゴン・マスターも現れますし、バイキングのアンちゃんもいい味を出していますね。
物語は、その謎のドラゴン・マスターの存在がカギとなり、そこに巨大なドラゴンキングと呼べるようなドラゴンの王がいるんですね。 そしてその巨大ドラゴンが氷を吐くんですね。
しかしもうバーグ島の住民はドラゴンが敵でないこと、パートナーという事を知っています。 しかしドラゴン・マスターによってそうならないことがこのお話では語られています。
今作は戦いのお話になって行きます。 ドラゴVSヒックとなって行きますし、小さいトゥースも戦います。 そして出会い? 再会もあります。 そして更なるヒックの成長譚になっているんですね。
日本公開が政治的な理由で潰された悲劇の作品ですが、「3」 の製作が決まっており、全米公開予定は来年とのことです。 
これはそれに合わせてぜひ劇場公開をしてほしいところですね。

イメージ 1
改良してヒックも飛べるように

イメージ 2
そして仲間たち

イメージ 3
そして父である王

イメージ 5
謎のドラゴン・マスターと出会う

イメージ 6
さらにドラゴン・キングとも遭遇する

イメージ 4
しかし戦争が始まる

イメージ 7