anttiorbの映画、映像の世界

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喰う家

2005年作品、長崎みなみ監督、島邑みか主演。

吉田夫妻(松田信行、島邑みか)は都会にある築10年の家具つき一軒家を、破格の値段で購入した。 家具は高級感あふれるものばかりで、妻・綾子は有頂天にななっていた。 こんなところで新生活が始まるなんて夢のよう、二人は買い物を終え帰ってくると、年若い夫婦とすれ違った。 同じくらいの年齢みたいで、お隣さんだと思い声をかけたが反応はなかった。
早速暮らし始めた綾子と健介は、翌朝、なまものが腐ったような臭いで起こされる。耐えられない匂いにたまらず窓を全開にするふたり、健介は早く業者を読んで原因を調べてもらうように綾子に言い出勤していった。 ハウスクリーニングが行き届かなかったせいかもしれないと、綾子は下水道業者(塚本一郎)を呼ぶとすぐに来てくれるという。
水回りを見ていたが、特に異常はない。 最後に風呂場に行ったときに、下水道業者は風呂場から、大量の長い髪の毛を見つけるのだった。 髪の毛には肉片のようなものもついていて、物凄い悪臭だった。
やっと原因がわかり、取り除いてもらったにも関わらず、臭いは買い物から帰ってきても消えなかった。 そして綾子は昼間、胸から腹部にかけて血染めの、白い服を着た女性を目撃するのだった…

典型的な事故物件のお話ですね。 よく自殺のあったアパートが格安で貸されるという話がありますが、あれはいったん普通の人が入った後だと、事前説明が要らなくなると聞いたことがあります。
曰くつきの家の話で超有名なのが、「呪怨」シリーズですね。 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%BC%F6%B1%E5&sk=0 
また昨年公開の 「残穢 -住んではいけない部屋-」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13872376.html もそんな作品でした。
今作は、もう初めから危険なにおいがプンプンしていました。 大概のパターンは、旦那は仕事でほとんどいない、そして出張になってしまう。 まさにこの作品もその通りに進行していきます。
あとはどうしてこの家がそうなったのか? 原因はなんなのかという事ですね。 
家を中古で買う時、また新しく独立してアパート、マンションを借りる時、用心しないといけませんね。

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