anttiorbの映画、映像の世界

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ボディ・ハント


ある夜、深夜寝静まった夫婦だったが、廊下で物音がした。 妻が様子を見に行くと、いきなり襲われ、そして寝室で寝ていた夫にもその陰は襲いかかるのだった。
17歳の女子高生エリッサ(ジェニファー・ローレンス)は母サラ(エリザベス・シュー)とともにシカゴから郊外の一軒家に引っ越して来る。 その家は、4年前に隣家でキャリー・アンという少女が両親を惨殺した事件が起きたため、安く借りることができたのだ。
てっきり誰も住んでいないと思っていた隣家だったが、明かりがついている。 問題の隣家には、今はキャリー・アンの兄で幼い頃から伯母に育てられていたライアン(マックス・シエリオット)が1人で暮らしていた。
しかし、ライアンは周囲から変人と見られ、学校でも苛められ、孤立していた。
ある夜、ふとしたことからエリッサはライアンと知り合う。 もの静かで音楽の趣味の合うライアンに惹かれたエリッサは、母サラの反対を無視して、ライアンと付き合うようになる。
二人の時は優しいライアンだったが、なぜか急に姿を消したり、急いで帰ってしまう妙な行動をとるライアンだった。 エリッサは嫌われてしまったと誤解をするが、ライアンには秘密があった。
彼の家には年若い女の子がいるのだった。 実は4年前の事件後、失踪したことになっているキャリー・アンを密かに地下室に閉じ込め、面倒を見ていたのだ。
キャリー・アンは幼い頃、ブランコから落ちて頭を打ったことから精神に異常を来すようになったのだが、その事故の原因が自分にあると思っているライアンは罪悪感からキャリー・アンを匿っていたのだ。
ところがある夜、キャリー・アンが地下室から逃げ出す。 ライアンは必死にキャリー・アンを取り押さえるが、はずみで彼女を死なせてしまう。 ライアンはキャリー・アンの遺体を始末するのだが…

10代のころから大物感を漂わせていたジェニファー・ローレンス、大作にも出演している中、今作はちょっとした小作のサスペンスですね。
監督はマーク・トンデライ、日本未公開作品が1本あるようですが、それもちょっと今作と匂いが似ている感じみたいですが。
相手役のライアンにはマックス・シエリオット、近作では 「X-ミッション」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13928601.html にクレジットされていますが。
物語は、この後、ライアンがどんどん変わっていくんですね。 そして真実がだんだんわかってきますが、決定的なのは、ラストシーンでした。 
ポイントはキャリー・アンですね。 “彼女” の存在が大きなファクターになっているんですね。 そう考えると、彼の歪んでしまった性格がわかる気がしますが。
サイコホラー的な作品でした。

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引っ越してきたエリッサ

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隣のライアンと知り合う

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母と彼と3人で

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しかし謎の行動を取り始めるライアン

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だんだんとおかしな雰囲気になっていく

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