anttiorbの映画、映像の世界

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オーメン2/ダミアン

1978年作品、ドン・テイラー監督、ウィリアム・ホールデン、リー・グラント、ジョナサン・スコット・テイラー出演。

ダミアン(ジョナサン・スコト=テイラー)は聖書に書かれてあるというジャッカルの腹から生まれた悪魔の申し子である。 外交官をしていたロバートが実子が死産した時引き取った子だったが、ロバート夫妻はこのダミアンのために血なまぐさい事件に捲きこまれ、遂にはその犠牲になったのだった。
工業会社の社長であるロバートの弟リチャード(ウィリアム・ホールデン)が、ダミアンを養子として迎えてから7年、ダミアンはリチャードの実子でダミアンと同年のマーク(ルーカス・ドナット)とシカゴに近い陸軍学校に通っていた。
ある日、リチャードの伯母で、ロバートがダミアンを殺そうとしていたことを知っていたマリオン(シルビア・シドニー)は、リチャードに忠告をする。 ダミアンをマークに近づけてはいけない。 どうしてロバートがダミアンを殺そうとしたのか、ダミアンは危険だと強く訴えるのだった。
しかし全く取り合おうとしないリチャード、二人は陸軍学校生活に行くため出かけていくのだった。 そしてマリオンは不思議な死を遂げるのだった 。
軍学校では、上官のネフ軍曹(ランス・ヘンリクセン)がさっそくダミアンに目をつける。 ダミアンに対して軽いいじめをしようとした同級生に対して、早くもダミアンは逆に跳ね返し、恐ろしい目に合わせるのだった。 そしてネフは、ダミアンに対して、何かあったらどんどん相談をするように話すのだった。 彼はダミアンのことがわかっており、そして協力者だったのだ。
それから、しばらくしてリチャードの経営する博物館の館長ウォレン(ニコラス・プライア)の友だちで、ダミアンにまつわる秘密を知っているジャーナリストのジョーン(エリザベス・シェパード)は、ある壁画に注目をしていた。 
それは、ダミアンそっくりな人物が描かれているというもので、そこにいたのが悪魔の子の画だと言われていた。 しかしそれを発見したものは生き埋めとなり、癖が見封印されてしまった。 しかしその壁画が再び発掘が開始され、ジョーンはそれを確認するのだった。 しかし彼もまた犠牲になってしまう。
軍学校におけるダミアンの成績は抜群だった。 しかしダミアンは、ネフ軍曹に忠告され、聖書の黙示録を続み、自分の頭髪の下の666という数字の謎を知ったダミアンは、自分が悪魔の子であることを知りショックを受けるのだった…

前作の続編、7年経っているんで、ダミアンも日本で言うと中学校入学くらいでしょうか? 見てくれは可愛い少年なんで、叔父夫婦から、やはり寵愛を受けるんですね。 そして同い年の従弟のマークと同じような愛情を受けて育っているようですね。
また出来が非常に良い少年であることも、リチャード夫妻が期待せざるを得ない存在になっていきます。
しかし、ダミアンの中に潜んでいる邪悪なものに気が付く人間も多く、マリオン、ジョーンなどは早くから警告をしてきますし、しかし一方前作と同じように、各所に彼を守る存在もいるんですね。
やっと気づいたリチャードも、結局そのダミアンの “親衛隊” に殺されていきます。
監督はドン・テイラー、「ファイナル・カウントダウン」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13512442.html を見ていますが、俳優としても活躍、SF作品も数本撮っていますね。
そして3作目になります。

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軍学校に入ったダミアン

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彼を気にかけるネプ軍曹

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そして壁画が発見される

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ダミアンの周りでは邪魔な人間が消えていく

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ダミアンの正体に気が付くが

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