1986年作品、リチャード・W・ヘインズ ロイド・カウフマン監督、ジャネル・ブラディ ギルバート・プレストン ロバート・プリチャード R・L・ライアン出演。
ニュージャージー州トロマビルの原子力発電所から放射能入りの水が漏れ、近くの学校の給水装置に流れ込んでしまう。 なにも知らない生徒たちは水飲み場で汚染された水を飲み、緑色の汚物を吐きながら突如狂暴化してしまう。 学校内の不良グループを相手に孤軍奮闘していたウォーレン(ギルバート・プレストン)とその恋人・クリッシー(ジャネル・ブラディ)も汚染された水を口にするが、ウォーレンは筋肉隆々の超人に変身していく。
監督は二人、リチャード・W・ヘインズは、初めてですね。
ロイド・カウフマンは、「悪魔の毒々モンスター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/14/180000 も共同で撮っていますし、トロナ作品には欠かせない設立者ですね。
出演者は誰もが初めてでした。
特定なヒーロー、「〜モンスター」のように毒々モンスター=トキシーがいないこの作品は、やはり放射能というこの時代にアメリカで問題になっていたのか? 今でいう環境問題がベースになっています。 形を変えたゴジラのような、それでいて、エロ、グロ満載のSFコメディでもあります。 続編も作られ、「〜モンスター」も並行して作られ一連のシリーズの一端でした。
後半出てくる怪物、ほぼ怪獣ですが、これもなかなかグロテスクでしたね。