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デッドハング

2014年作品、マレク・アッカド監督、セーラ・バトラー主演。

ジェーン(セーラ・バトラー)は恋人のレイ (ジェイソン・ブレア)と格闘技のトレーニングをしている。 と言っても彼女は格闘家ではなく、大手証券会社ゴールト・キャピタルで働いているキャリアウーマンだった。
彼女は仕事に対して今は全力で打ち込みたいときで、レイトのバカンスに対しては、あまり乗り気ではなかった。レイからは、たまたまテレビに映っていた社長のゴールト(マルコム・マクダウェル)が君の恋人だなと言われるほどだった。
しかし次の日、彼女が会社に行ってみると、警備のラモント(コリー・スピークス)が妙にやさしかったし、彼女を気遣っているように感じる。 オフィスに行っても何かみなが気遣っているようで、それは財務担当者が謎の自殺を遂げたからだった。
社長のゴールトがすぐさま駆けつけ、社員に気を落とさないように訓辞をし、ジェーンは別室に呼ばれ後任に指名される。 何が何だかわからないジェーンだったが、君にとってチャンスと言われるジェーン。 しかし彼女にはどうしても自殺が信じられなかった。
その日同僚のコリーン (セア・ラブレイ)に食事に誘われたジェーンだったが、前任者のパソコンから何かないかと探しているときに、重要な物を見つけてしまうのだった。
すぐに彼女は、同僚のロナウド(イアン・ゴメス )にそれを打ち明けると、内部調査官のフランク(D・B・スウィーニー)が駆けつけてくる。
初めはソフトな態度のフランクだったが、だんだん態度が高圧的になり、脅す口調に変わってくる。 そう、フランクの正体はゴールトに雇われた殺し屋だった。 ジェーンはフランクから何とかそこから脱出するが、駆込んだエレベーターに閉じ込められてしまうのだった…

セーラ・バトラー主演のサスペンス作品、監督はマレク・アッカド。 ホラー映画・2007年版「ハロウィン」「ハロウィン2」では脚本担当していますが、初監督作品のようですね。
物語は、謎の自殺を遂げた財務担当官の死から、ジェーンが会社の不正を見つけてしまう事から殺し屋との戦いを描いています。 ただ冒頭、彼女の会社の社長がどうしてテレビに出ているのか? という事がちゃんと伏線になっていますので、また社長を演じているのがマルコム・マクダウェルなので、元凶は彼だという事がもう推測されてしまいますね。
マルコム・マクダウェルは、B級作品の「エグザム:ファイナルアンサー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13188075.html でも同じような快楽趣味のオーナーを演じていたので、もう私の頭には黒幕とインプットされてしまっていますから(^^)
この後、ジェーンとフランクのちょっと変わったシチュエーションの戦いになっていくんですが、途中で止まってしまい、電源がショートしたエレベーターは動かなくなってしまいます。
脱出したいジェーンと、侵入したいフランク、変わった二人の攻防が何か滑稽な展開、そしてそのためには業者が呼ばれるんですね。
まあちゃんと勧善懲悪にはなるんですが、溜飲が下がる作品でした。

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企業家のゴールド、テレビのインタビューに答えている

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会社の財務担当感が自殺をして飛んできた

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不正を見つけたジェーンに

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フランクの正体は殺し屋

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そして彼女はエレベーターに閉じ込められる

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