anttiorbの映画、映像の世界

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アダムス・ファミリー


鉄の門に閉ざれた館。 ここには不気味なアダムス一家が住んでいる。 当主のゴメス(ラウル・ジュリア)と妻のモーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)、彼らの子供たちウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)とパグズリー(ジミー・ワークマン)、モーティシアの母グラニー(ジュディス・マリーナ)、執事のラーチ(カレル・ストライケン)、そして「ハンドくん」と呼ばれる切断された手…。
そんな中、ゴメズは、自分のせいで25年前に失踪したアダムス家の長男である兄・フェスターへの罪悪感を抱き続けていた。
一家の弁護士タリー(ダン・ヘダヤ) は借金で首が回らず、それをアダムス家に相談に行っても、ゴメスに簡単にあしらわれてしまう。まあ彼らにまともの話してもそう簡単に話にはならないのだが。
高利貸しのアビゲイルエリザベス・ウィルソン)は、タリーの借金の返済を強烈に迫ってきた。 返す金がないと言うが、息子のゴードン(クリストファー・ロイド)に脅させ、さらに返済を迫る。 ゴードンは不気味な顔つきで、とても人間離れしている。
しかしそこでタリーはあることを思い付いた。 ゴードンの髪を切りスキンヘッドにすると、失踪したアダムス家の長男のフェスタ―に瓜二つだったのだ。
さっそくゴードンをアダムス家に差し向け、アビゲイルは彼を見つけた教師役・先生という立場で、アダムス家に近づくのだった。
心に引っ掛かっていて気がかりだった兄との再会に喜ぶゴメス、しかしモーティシアや、家族はなぜ今頃戻ってきたのか、半信半疑だった。
しかしゴメスは聞く耳を持とうとしない、でもゴードンの方も、普通ではないアダムス家の中でビクビクだった…

テレビドラマ、アニメで有名なこの作品、1991年に映画化され、「2」まで作られたんですね。 当時は、アニメも見ていないし、こういうコメディはあまり見なかったので、スルーしていましたが、たまには肩の凝らない(^^)ちょっと世界観に浸ろうと思い鑑賞しました。
これはメイクでの主人公のアダムス一家の表現がいいですね。 クレジットにクリストファー・ロイドと出ていたので、誰の役をしているのかと思っていると、重要なキーマンの偽フェスタ―役でした。
スリムな老博士・ドクのイメージがあったので、猫背のスキンヘッドだと始めはわからなかったですね。
ふたりの子供たちはちゃんと学校に通っているんですね。 お化け一家という事はスルーされているのが面白いですね。 ちょっと変わった家族という感じで周りに認知されているし、ちょっと離れたところのご近所さんは、迷惑な隣人という感じで目の敵にしているくらいで、恐怖の対象では全くないところも、緩いお化けなんですね。
またお化けならどこかで、怖く、強くなるのかな? と期待して見ていたんですが、あれ?という感じ程度でした。
一応勧善懲悪という事ですが、 ふんわりとしたホラーコメディでした。

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ハンド君

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ラニ

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モーティシア

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ウェンズデー

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息子の髪を切りフェスタ―に仕立てる

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