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ブラインド

2011年作品、アン・サンホ監督、キム・ハヌル主演。

孤児院育ちで警察大学に通うスア(キム・ハヌル)は、ダンスクラブに入り浸る弟を強引に連れ戻そうと、手錠をかけて、帰らせようとした。 しかしやんちゃな弟は、何とか車から脱出しようとするが、その時スアは、ハンドルを取られ、対向車をよけようとした。そして車は、橋のガードレールに強くぶつかってしまう。 彼女は脱出するが、手錠をしていた弟は車と一緒に落下して、下の道路で大型トレーラーにぶつかってしまう。 そして彼女は、弟とともに視覚を失ってしまう。
3年が経った。 視覚障害者となり、それでも大学に復帰しようとする彼女だったが、教師には無理と言われ、警官になる道がふさがれてしまう。
施設の教師に呼ばれ、弟の追悼ライブがあると知らされるが、自分が殺したも同然という気持ちを持っている彼女は、決してそこにはいかないと言い張るのだった。
彼女は、意地を張ってタクシーで帰ろうとするのだが、あいにく混んでいて予約した車はなかなか来なかったし、後から来た客にどんどん割り込まれ、とうとうひとりずっと残されてしまった。
そこに1台の車が通りかかった。 模範タクシーと思った彼女は、直ぐに乗り込み、運転手はよく気がつく男(ヤン・ヨンジョ)で、瓶のコーヒーをくれようとした。 しかし彼女はそれを受け取ろうとしなかったが、なぜか運転手は、無理矢理それを渡そうとしたその時、何かにぶつかった。
車は止まり運転手は、ぶつかったものをトランクに入れ、何食わぬ顔で走ろうとしたが、彼女は人を轢いたこと、そしてそれをかくそうとしたことが解り運転手に詰め寄ると、男は彼女を車から降ろし逃げて行った。
スアは警察に連絡したものの、視覚障害者からの交通事故の通報に、警察は捜査を敬遠。 だが、そのひき逃げ事件と、ちょうど世間を恐怖に陥れていた女子大生失踪事件に何らかの関連があることが判明したことで、公開捜査が開始される。 
目は不自由だが、それ以外の感覚に優れたスアの細かい描写を基に捜査を進めるチョ刑事(チョ・ヒボン)。 そこへ、ひき逃げ事件を目撃したと主張する青年ギソプ(ユ・スンホ)が現れる。 これにより、捜査は新たな局面を迎えるが、スアとギソプは犯人に命を狙われることに…

韓国のサスペンスホラー作品、事故で視覚を失って、盲目になってしまった女性をキム・ハヌルが好演しています。
警察学校の優等生だったんでしょうね 。 孤児院育ちだったから、自覚もあり、警察官になって身を立て、おそらく弟を養って行こうと思っていたんでしょうね。 盲目になってからの彼女の鋭さは、凄いんですね。
物語は、連続殺人犯のヤン・ヨンジョのしたたかさと、警察ののんきさが好対照の作りですね。 でも彼女に触れ、ものすごい能力にいち早く気づいたチョ刑事が、確信にただひとり近づいて行くんですね。 そして弟の面影を見えないながら感じる若い青年・ギソプ、3人で犯人から逃げ、立ち向かい戦っていくちょっと辛い物語でした。
中盤、大泣きをするシーンがあるんですね。 それは盲目の彼女のパートナーの盲導犬のスルギのシーンです。 大変賢く、盲導犬としては言うことないワンちゃんなんですね。 盲導犬は決して吠えません。 でもたった1回命の限り吠えるシーンがあるんです。 ここは辛かった…
胸に熱く迫ってくるのは韓国作品の凄いところですね。 ラストの戦いもたっぷり見せてくれますが、尊い犠牲も出るちょっと悲しい話かもしれませんね。

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事件の証人の若い男とスア

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そして狙われ始める二人

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スアに狙いを始めた犯人

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そしてエレベーターで

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そして対決

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