anttiorbの映画、映像の世界

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死霊高校

2015年作品、クリス・ロフィング 、 トラビス・クラフ監督、リース・ミシュラー主演。

1993年、高校の舞台劇で演じられていたのは 『絞首台』、買ったばかりのビデオでそれを録画している。 しかし画質は今一つで、時々ノイズが入る。 あとでダビングしてほしい、そんな会話も入っている。
しかしクライマックスの時、突然の悲劇が起きる。 目隠しをして絞首台に乗って、決め台詞を言う前に、台座が落ち演じていた生徒が死亡してしまったのだった。 その生徒の名は“チャーリー”といった。
2013年、チャーリー追悼の演劇が再び上演されることになった。 主役の男性役に名乗り上げたのは、リース(リース・ミシュラー)という生徒で、彼はアメフトを今までやっていたが、なぜか今回の主役をやりたいと言い出すのだった。
もちろ ん演技は最悪で、その練習風景を撮っていたライアン・シューズ (ライアン・シューズ)は、恋人のキャシディ(キャシディ・ギフォード)は散々にバカにしていた。
ヒロイン役はファイファー (ファイファー・ブラウン)という生徒で、リースの出来にも文句を言わず演技をしている。
彼はアメフト部も辞めるつもりだった。 でも明日に控えた舞台に、不安がいっぱいだった。
そんなリースを見ていて逐一映像に撮っていたライアンは、彼にあることをそそのかすのだった。
このままでは、お前は舞台で恥をかき、ファイファーに嫌われる。 しかしここで辞めたらもっと軽蔑される。 だから今夜舞台に忍び込んで、セットを壊してしまえば演劇は中止になり、お前も恥をかかない。
始めは躊躇していたリースも、明日の本番が不安になり、その試みに参加することを決める。
夜に、二人がリースのところに迎えに来ると、リースと彼の父が言い合いをしていた。 父は 明日の彼が舞台に上がることを、猛烈に反対しているのだった。
3人は、セットのある講堂のあるドアの鍵が、壊れていることを昼間確認していた。 難なく侵入し、3人はセットを壊し始める。
しかしその時物音がした。 誰かいると思った3人はあかりを消し、外に出ようと出口に向かうとそこにいたのはファイファーだった。 彼女は駐車場にリースの車があったので、来てみたと言うことだった。 
気まずい3人、しかしその時壊れているはずのドアが急に開かなくなってしまった。そしてどこのドアもカギが掛けられ、 4人はここから出られなくなってしまうのだった…

この作品はPOVで撮られています。 冒頭のショッキングな事故シーンと、20年経った現代と、なかなかカメラの違いをまず見せてくれ ますね。 そしてこれが証拠映像となり、事故と証明されたと言うことなんですが。
カメラ係はライアンという生徒なんですが、こいつがやんちゃなんですね。 まずこの舞台で亡くなったチャーリーを、始めからバカにしているし、そもそも演劇を舐めているんですね。 また彼女のキャシディも似たようなものでした。
まあこの二人は報いを受けそうですが、ではどうしてファイファーまで?
この作品POVならではの、とっかかりまではちょっと長いんですね。 仕方がないですが、ちゃんと最後のオチと、それに繋がる因果はしっかり描かれていたと思います。 時々びっくりする作品でした。

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閉じ込められた4人

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写真に謎が

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行ったことのない部屋の奥にビデオがついている

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そして脱出しようとしたらイアンに

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謎の影が現れる

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