同僚と話しながら仕事をしていると、楓のところに資料を見せてほしいと男が言ってきた。 それが樹本修司だった。 ちゃんと中途採用というIDを見せ、資料をプリントアウトすることにした。
しかしもらったUSBは、ちょっと変わった代物だった。 楓は何か不審な物を感じた。 樹本は部長からの電話で、直ぐに行ってしまった。 そしてその夜そのUSBは何かの動作を始める。
その夜、神島商事のパーティーが行われる。 青葉銀行との大規模なものだった。 その中に着飾った楓がいた。 顔を知られるとまずいので、彼女は接待役のコンパニオンに混ざって潜入?した。
あおば銀行の頭取の松永信太朗(団時朗)の息子・松永秀樹(吉沢悠)は神島商事の部長、そして、神島商事社長の神島徹(西岡徳馬)の娘の神島有紗(香椎由宇)と婚約をしている。 両社は順調だが、このパーティーである物が披露されるのだった。
一つは婚約のお披露目、もう一つは、ブルーダイヤだった。 それは盗まれたという曰くのある物で、200億とも言われている。 今日それは、有紗が身に着けるのだった。
そして楓が動く、一瞬照明が消えたとき、暗闇でも見えるサングラスをかけ有紗に近づいた時、逆にライトを当てられ、楓の方が目がくらんでしまう。それは修司の取った行動だった。 彼はブルーダイヤを守っていたのか?
楓の正体は? そして修司はいったい何者なのか?…
BeeTVでも連続ドラマ、何回か紹介していますが、意外にあたりが多いので好きなんですよね。
女泥棒のようなそぶりを見せる楓、そしてその尻尾を掴もうとする修司、そういう感じの冒頭ですが、実はそんな単純な設定ではありません。 まあ連続ドラマなんで、そう簡単な設定は無理ですよね。
まああおば銀行と神島商事との関係は初めから胡散臭いんですよね。 それは、この後だんだんわかってきますが、この悪役陣営も普通ではありません。
最近の深田恭子は、こういう役が結構多いですし、似合うようになってきましたね。 入江悠監督の「 ジョーカー・ゲーム」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12676180.html でも似たような役でしたが、こちらの方がソフトでしたね。
まあ気楽に見える小悪魔的な魅力満載作品です。