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ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス


再び戦いに参加させられたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、危機一髪で救出され、今はもう無いと思われていた13地区に収容された。 そしてその救出の機には、プルターク・ヘブンズビー(フィリップ・シーモア・ホフマン)と、ヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)も乗っていた。
彼女は、毎日悪夢を見ていた。 しかしハンガー・ゲームの優勝者の中でも、ダントツで人気と、カリスマ性のある彼女は、回復もそこそこで、13地区のコイン首相(ジュリアン・ムーア)に呼ばれる。
そして、彼女は首相から革命のシンボルとなり、反乱軍のリーダーとして独裁国家に立ち向かうことを頼まれるが、彼女は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が君臨する独裁国家ネムに捕虜となり捕まってしまったピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)こそふさわしいと言って固辞してしまう。 失望するコインだが、ブルタークは逆に彼女こそ相応しいと言う。
その時、国家に捕まったピータの画像が流れた。 彼は反乱軍に停戦を要求したのであった。 13地区の住民は一斉にブーイングを浴びせるが、カットニスは、ピータが囚われの身で強要されていると感じる。
そしてカットニスはある条件付きで、シンボルとなることを了承する。 それは、捕虜となったゲームの優勝者たちの救出、それと恩赦による捕虜たちの罪を失くすことであった。
コインはその条件を飲み、カットニスを地区の住民の前で、シンボルとなることを宣言させる。 そして、彼女の心に火を突かせるために生まれ故郷の12地区に彼女を生かせるのだった。
そこは国家軍の攻撃でおびただしい惨状となっており、ほとんどの地区の民は死んで骸骨になっていた。
彼女は燃え残っていた自宅に戻り、奇跡的に生き残っていた猫と、父の遺品を持ち帰り、高らかに打倒独裁国家を宣言するのであった。
そして彼女は早速8地区に、撮影部を連れて、慰問に訪れる。 8地区の住民はカットニスを見て、一緒に戦うと言う彼女の言葉に反応し、戦闘の誓いを立てる。 しかしその直後、国家軍の爆撃機が現れ、8地区に襲いかかるのであった…

3部作の最終部は、前後編になっています。 その前編ですが、 決戦前夜というか、その舞台作りのような感じでした。
今まで12地区の代表で、常に行動を共にしていた、カットニスとピータ、始めは偽装的な恋人同士でしたが、信頼関係がだんだんと本物の恋となりつつあるところで、引き離された前作。 そこからの続きからお話は始まります。
ゲームの参加者で救出されたのは、カットニスともう一人、そしてカットニスの母と妹、幼馴染のリアム・ヘムズワース演じるゲイル・ホーソーンは、この地区で生活をしています。
このシリーズではカットニスは、なかなか作品中も思い悩むんですよね。
1作目はまず妹の身代わりになった後に、ゲームでの戦いに躊躇しますし、2作目では勝ち抜いて地方を回るときに葛藤がありました。
そしてこ のファイナル前編でも、なかなか揺れ動くんですよね。 早く彼女がカリスマ性を発揮して、反乱軍を率いるのかと思うとなかなかそうはならない、このあたりがこのシリーズのもどかしいところですね。
ラストはいよいよ次は、というところと、こういうオチか!というところが同居した感じでしたね。
11月20日に全世界同時公開という後編ですが、ここまで見ると最後の結末が見たくなりますね。 最後こそはスッキリさせてほしいんですが(^^)

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13地区に入り込んでいたブルターク

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葛藤の末シンボルとなるカットニス

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8地区の病院で

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そこに攻撃が

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捕虜になっているピータ

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映像がなされるたび、動揺するカットニス

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