anttiorbの映画、映像の世界

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らせん

1998年作品、飯田譲二監督、佐藤浩市中谷美紀主演。

幼い息子を死なせて以来、自殺ばかりを考えている解剖医・安藤(佐藤浩市)。 息子の髪の毛を見つめる安藤。
そこに宮下(鶴見辰吾)から電話がかかってきた。 それは高山竜司 (真田広之)死んだという知らせだった。 それだけではない、不審死なので行政解剖を行い、それを安藤がやることになったということだった。
解剖しているときに安藤は幻覚を見た。 それは内臓のない安藤が眠りから覚めたように起き上がるというものだった。 そして高山はこういうのだった 「自分の手首も切れないくせに、よく人の体を切り刻むんだな」
高山の胃の内容物に変なものが見つかった。 番号の書かれた紙片だった。 
死ぬ直前、浅川玲子(松嶋菜々子)が来てビデオを持ち出し、息子と一緒に行方不明ということを前川警部補(小木茂光)から聞いた。 
恋人で発見者の高野舞(中谷美紀)を呼び話を聞いてみたが、彼女は何も話さなかった。 そして彼女は意識が無くなってしまった。
しばらくベッドで休ませると、彼女は安藤の事は高山から聞いていると言い始めた。そして、舞はついにビデオの話を始めるのだった。
「見た人が死ぬビデオテープを調べていた。 そのビデオを見て4人死んだ」 そしてさらに 「高山は普通とは違う能力がある。 安藤先生と私が出会うことを知っていた」 そういうのだった。
安藤は高山の胃から出てきた番号が引っ掛かってい た。 4141=DNAそう読み取れるのだが。 
舞は事件現場に行くと、高山の最期の状況が見えた。 彼女にも特殊な能力があるのだった。 高山の死因は心筋梗塞ということになっていたが、ここにきて天然痘の疑いが出始めていた。 しかし安藤はビデオテープの話を宮下にしてしまう。 そしてそこに浅川玲子と息子が死んだという知らせが入ったのだった…

「リング」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5447601.html と「らせん」は確か同時公開だったと思いました。 1本にまとめても良かったんでしょうが、小説はしっかり別作品ですから。
もともと玲子の設定は男性なんですが、今回はカメオ出演です。
本作は安藤と舞を中心に、死んだ高山が絡んでくるという設定です。 監督の飯田譲治はこういったホラーではなく、不思議系の作品を撮るのが多いですね。
テレビの作品集など、結構いい味で撮りますね。 だからこてこてホラーを撮る「リング」中田秀夫とはちょっとテイストの違い作品となっています。
続編としてはこちらが正統なんですが、「リング2」というものがあり、ちょっと複雑になっています。 しかし形を変えていまだに続編が作られるリングシリーズはたいしたもんですね。

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高山を解剖した安藤、そして舞と出会う

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安藤にビデオを渡す新聞記者の吉野

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しかし貞子が

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やはり事件の発端は

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