anttiorbの映画、映像の世界

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アコークロー

2007年作品、岸本司監督、田丸麻紀 忍成修吾 尚玄 菜葉菜出演。


…「アコークロー」《沖縄の方言》昼と夜の間、薄明り、黄昏…
沖縄の浜辺で遊んでいた亜子(手島優)と友人が木陰で一息つき、亜子が自殺した元彼がストーカーで、自殺も嫌がらせだったと言った途端、不気味な元彼の幽霊に気づいて凍りつく。 その幽霊は亜子のベッドの下に棲みつき、彼女は部屋から出られなくなってしまう。
ほどなくして、若く美しい長い黒髪のユタ(エリカ)が呼ばれ、話を聞くなり呪文を唱え「お祓いしたから消えた。 私を信じなさいよ」と言い確認させるが、亜子はそこにいたのに!と怒り出す。
ユタは煙草を一服し「あなたが見たのは幽霊じゃないね」と言い、だってお祓いしたじゃない!と怒る彼女に「あれはでたらめ。(幽霊は)ただの幻、自分の脳が生んだ幻影」と言い、亜子の額を指し「ここだ」と言う。 亜子は張りつめた糸が切れたように泣き出す。 ユタは黄昏色の道を、去って行く。
鈴木美咲(田丸麻紀)は、沖縄の澄んだ青い海を見下ろす喫茶店で、悪夢を見る。 それは東京で、赤ん坊を乗せたベビーカーを押していた彼女が、姉からの電話に気を取られた瞬間、自転車に追突され、手を離れたベビーカーが車に撥ねられる夢だった。
その後、美咲は森で、木にぶら下げられた赤黒く汚れたビニール袋を見てゾッとする。そこに地元住民らしき若い父子が来て「まだこんなことしてんのか。 これは死んだ猫を木に吊るす昔の風習だ」と言い「1人?」と聞かれる。

彼女は慌てて人と会う約束があると言うが、男は「それは1年前に沖縄に移住した浩市(忍成修吾)か?」と笑い、彼氏の松村浩市が現れる。 浩市は笑顔で「友だちの仁成(尚玄)とその息子のジンタ」と紹介される…


上記は導入部です。
監督は岸本司、「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15577911 の中の「幻光の果て」を撮っていました。
主演は田丸麻紀、記事にした作品はありません。 元々モデルということのようですね。 今は女優業が主でテレビ作品が多いですね。
忍成修吾は、「シライサン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/18/060000 が近作です。


物語は、姪を事故死させてしまった女性・美咲が何とか立ち直りつつ、沖縄に夫の浩市と移り住んできました。 友人の仁成と息子のジンタが訪ねてきますが、仁成は妻と離婚していて、シングルファーザーです。 しかし別れ方が良くなく、元妻は精神を病んでしまっていました。 そして悲劇は起きてしまいます。


今作は、冒頭のユタのシーンが最後に生きてきます。 元妻役の菜葉菜が、なかなかの好演ですね。 悲しい女性の役ですが、なかなか怖くなっている部分ですね。 沖縄という土地柄も生きていて、低コスト感はありますが、しっかりと心霊ホラーになっていますし、仕掛けもいいと思いますが。

 

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沖縄に来た

 

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美咲と浩市

 

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そして殺してしまった早苗が

 

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呼ばれるユタ

 

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美咲は必死に

 

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そしてユタも立ちはだかるが

 

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