2013年作品、ジョン・タトゥーロ監督・主演、ウディ・アレン、ヴァネッサ・パラディ出演。
妻は働いているが、4人の子供を抱えて失業したマレーは、かかりつけの皮膚科の女医パーカー（シャロン・ストーン）からレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたいと相談を受け、1000ドルで紹介すると持ちかける。
マレーは、定職に就かず、数日前から花屋でバイトを始めたフィオラヴァンテにジゴロにならないかと持ちかける。 そんなことをやったことは無いフィオラヴァンテだが、若いころは女にはモテた。 しかし気が乗らないが、しばらく考えさせてもらうことにした。
1000ドルの取り分を6:4にするなど譲歩した条件を出したマレー、二人の縁は、マレーのところにフィオラヴァンテが強盗に入ってからの付き合いという特殊な関係で、彼はマレーに余り逆らえないところだった。
いきなりの３Ｐではなく、まずはお試しでパーカーと二人ではじめるフィオラヴァンテ、そしてパーカーは気前よく500ドルのチップもくれる。 その中から200ドルをマレーに渡すフィオラヴァンテ。
これに気を良くしたマレーは、次々と女性たちを物色しフィオラヴァンテに送り込む、羽振りも良くなってきた。 フィオラヴァンテは女性の気持ちを理解すると言う隠れた才能で女性を惹きつけていく。
マレーは、彼と違って厳格なユダヤ教宗派の高名なラビの未亡人アヴィガル（ヴァネッサ・パラディ）に熱心な営業をし始めていた。 そしてなんとか口説き落としたマレーは、アヴィガルをフィオラヴァンテのところに行かせる。 しかし彼女は急に泣き出してしまった…
今回はうって変わってジゴロ役、でもなかなかいい男然としていて、そんな雰囲気が漂っていました。まあ主役・監督ですからね。
そして取り巻く女優陣が、シャロン・ストーン、ソフィア・ベルガラ、ヴァネッサ・パラディｅｔｃですが、選り取り見取りの設定も役得ですね。
クールなジゴロの彼が、アヴィガルだけには特別な感情を抱きはじめ、ジゴロが熟せなくなっていくという話ですが、ヴァネッサ・パラディは歌手でもあるんですね。 なかなか独特な雰囲気を持った可愛い感じの女性です。
ラストもふわっとした感じで、マレーとフィオラヴァンテの腐れ縁はまだまだ続くという余韻を感じました。（Ｇ）
失業したマレーだが、起死回生で
フィオラヴァンテをジゴロにする
この二人の相手から始まった
羽振りのよくなるマレー
しかしアヴィガルと会うと…
そして・・・
