anttiorbの映画、映像の世界

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ハンガー・ゲーム


巨大独裁国家ネム。 最先端都市キャピトルと12の隷属地区で構成されるこの国では、国民を完全服従させるための見せしめ的イベントとして、毎年1回、ハンガー・ゲームが開催されていた。
その内容は、パネムの全12地区それぞれの12~18歳の若者の中から、男女1人ずつの合計24人をプレイヤーとして選出し、最後の1人になるまで戦わせるサバイバル・コンテスト。 一部始終が全国に生中継され、パネムの全国民に課せられた義務で、キャピトルの裕福なエリート層にとっては極上の娯楽コンテンツだった。
テレビのホストのシーザー・フリッカーマン(スタンリー・トゥッチ)はゲームメーカーのセネカ・クレーン(ウェス・ベントリー)にインタビューしている。 癒し? 絆? 今回の手法は?
ほとんど金持ちのための趣向として受け答えをしているセネカだった。
第74回ハンガー・ゲームが開催されることとなり、プレイヤー抽選会が開催された第12地区。 不運にもプレイヤーに選ばれたのは、12歳の妹プリムローズ(ウィロー・シールズ)だった。
ゲイル・ホーソーンリアム・ヘムズワース)はカットニス・エバディーン(ジェニファー・ローレンス)の仲間で狩猟を一緒にしていた。 “ハンガー・ゲーム” を止めさせるにはということをいつも考えていた。 それが出来なければ、カットニスと二人で逃げるつもりでいた。 二人は恋人だった。
妹は選ばれたことに恐れていて、泣き叫んでいた。 そしてカットニスは決心した。 妹に代わってゲーム参加を自ら志願することを。 そんな彼女は弓矢が得意だったのだ。
男子のプレイヤーに選ばれたのは、同級生ピータ・メラーク(ジョシュ・ハッチャーソン)だった。 彼女はピータのことを知っていた。 貧しいながらも必死に働いている姿を見たことがあるのだった。
キャピトルに到着すると、専属スタイリストのシナ(レニー・クラヴィッツ)と対面。 ゲームを有利に進めるには、見栄えを良くして積極的にアピールし、スポンサーを獲得する必要があるのだ。
更にカットニスたちは、教育係ヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)の指導の下、厳しいトレーニングに打ち込む。 ヘイミッチは一見ただの飲んだくれに見えたが、結構的確なアドバイスができる男だった。
そして他のメンバーも続々と集まってくるのだった…

日本だと 「バトルロワイヤル」 ですね。 荒廃した世界で、見ている者に快楽を与える、殺し合い。 人間の究極の快楽というのはそういう物なんでしょうか?
この作品の肝は、どうして“ハンガー・ゲーム”をするのか? それは過去の戦争、内戦を避けるためという大義名分があるんですね。 様は代表選手に戦いをさせ、それを見ることによって勝者を決め、余韻に各地区が浸るということなんですね。
しかしスポーツでないところがミソなんですね。
ワールドカップなら、殺し合いはありませんよね。 噛み付いたり、頭突きをしたりはしますが、殺すまではしません(^^)
でもエスカレートするとここまで行ってしまうのか? どうも私たちに突き付けられているような作品ですね。
作品中の戦いに最後に握手はありません。 墓標だけが残るのです。 何か大変空しい作品ですね。
 
 
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妹の代わりに名乗り上げるカットニス
 
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彼女の得意は弓矢
 
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そしてお披露目される
 
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彼女のスタッフたち
 
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男性代表のピータと
 
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そして戦いが始まる
 
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