anttiorbの映画、映像の世界

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ミッション:アルティメット

2008年作品、オレグ・ポゴジン監督、ヴラジーミル・エピファンツェフ主演。
 
特殊部隊がある家を包囲している。 しかし突入した時、ターゲットはもう脱出した後だった。
シェーリング(セルゲイ・アスタホフ)はボリスという男の運転でまんまと逃げた。 そして3年が経った。
ロシア諜報部の幹部たちは、その男を今度こそ確保するため、諜報員をマルタに7人送っていた。 情報不足で、ターゲットに護衛がいるのかも不明で、7人で足りるのかも全く分からない。
頑丈なケースを持った男が目隠しをした青いバンをノックした。 そこにはもうメンバーが集合していた。 男の名はクレムニョーフ(ヴラジーミル・エピファンツェフ)、コロンビアでも働いていたらしい が、どうやらその部隊は全滅していて、彼だけが生き残ったようだ。
バンに3人、後ろの車にクレムニョーフともう一人、そしてターゲットの家に向かった。 車を止めた場所でもう2人と合流しようとしたその瞬間、いきなり四方八方から狙撃され、ジープに挟まれた。 あっという間に数名が射殺された。 クレムニョーフだけはケースでカバーして難を逃れ、後は全滅だった。 しかし敵はターゲットを狙っているようだった。 彼もすばやく家に入り、賊を素早く駆逐した。 見事な手際だった。
ターゲット・ミハイル・シェーリングはキャビネットに隠れていたが、難なく彼を捕獲し、ここから脱出した。
脱出するために、手榴弾を使用し、家を破壊されたシェーリングは悪態をつき、彼から逃げ ようとするのだが、そのたび彼は、難なくシェーリングを捕まえるのだった。 途中車を乗り換え、本部に連絡を取った。
実はシェーリングは、国外に脱税で逃亡した石油会社のオーナー・ソーキンのことを知る男だった。 だから彼を生きて捕獲する必要があったのだった。
しかし無事に彼を本国まで連れていけるのだろうか?…
 
ロシア版 “トランスポーター” ですね。 主役のヴラジーミル・エピファンツェフは若き日のスティーブ・マックウィーンにも似ていますし、なかなかのアクションを見せてくれます。
また途中助っ人で、ナジェージダという女スパイでオリガ・ファジェーエヴァという女優が登場します。 彼女がまたいいですね。 本当に仲間なのか?それとも?謎いっぱいの 凄腕の女、峰不二子みたいですね。
これ結構良かったです。 邦題の着け方が?なんですが、なかなかどうして、ラストもちょっと一捻りありました。ロシア映画はこうした掘り出し物があるんで、侮れませんね。
 
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