2012年作品、大友啓史監督、佐藤健主演。
人相書きに似ていた男に、道場の名を語る不届き物と思い彼に切りかかる。 しかし彼は帯刀していた刀は “逆刃刀” だった。
今は緋村剣心と名乗り、斬れない刀を携え流浪の旅をしながら、どんな悪人でも決して命を奪わない不殺(ころさず)の誓いに従いながら人助けをしている。
今は警察になっている斎藤は、抜刀斎の名を語り無差別に殺している犯人は偽物であることを見抜いていた。 そして警察のトップの山県有朋(奥田瑛二)は刀を差している者以外に、アヘンを 扱っている勢力の壊滅を狙っていた。
実業家の武田観柳(香川照之)は、裏では今までよりも強力なアヘンの製造をしていた。 そしてそれを利用して再び国家を反転させ、自分が実権を握る野望を持っていた。 用心棒を雇い、その中の一人に戊辰戦争の生き残りで、抜刀斎の人斬り剣を手に入れた鵜堂刃衛(吉川晃司)がいた。 彼は、目の力で “心の一方” という技を持っており、一瞬で相手に金縛りを掛けることができる、その術が効けば無敵になるのだった。
強力なアヘンができると、一人を残し全て殺してしまうほど残忍な観柳にはそれ以外にも屈強な用心棒たちがいた。
変な噂が立った神谷道場に、ここの土地を買い占めようとする荒くれ者たちが現れた。 薫と、少年の弟子・明神弥彦(田中偉登)しかいない道場は危機一髪になるが、そこに現れたのが、剣心であった。 あっという間に相手を全滅した彼だが、道場に迷惑を掛けさせないために、警察に自ら捕まってしまう。
そして留置されているときに、斎藤が剣心を釈放し、山県に合わせ、新しい警察に協力するよう要請をするが、剣心はもう人斬りはしないと言い放ち、薫の道場へ帰っていく。
しかし剣心の腕を見て、観柳がスカウトにやってくるのだった。 再び戦いの中に引き込まれていく剣心は、また人斬りをしてしまうのか?…
今公開中の2作目、1作目の評価が高く、公開中の2作目も良いとのことなので、まずは今作品を視聴しました。
悪役側に、香川照之、そしてラスボスで吉川晃司で大変据わりが良いですね。 仮面の男で綾野剛、そしてなんといっても、ステゴロの用心棒で、須藤元気を見れましたね。 格闘家を引退し、AKB48のイベントだったり、いろんなところで見る彼ですが、久しぶりに戦いの場面を見れました。
剣劇アクションもスピード感にあふれ、ラストの戦いは十分説得力と見応えがありました。
コミックス、アニメと経て実写版製作で、もちろん私はここから入ったのですが、映像作品としてしっかりしていましたね。 劇場版2作目も期待します。
“人斬り抜刀斎”に襲われた薫を助ける剣心
抜刀斎を名乗る男
協力を依頼される剣心だが
道場を救ってくれたお礼に牛鍋に招待する薫、がしかし・・・
観柳のところへ向かう剣心と左之助