1989年作品、ジャッキー・チェン監督、主演。
1930年香港、コウ(ジャッキー・チェン)はここで一旗あげようとやってきた。 そこに景気のいい話で人を集めている男・タン(トン・ピョウ)に、泣けなしの25ドル払った。 そして次の日指定された場所に行って職につこうと思ったら、それは真っ赤な嘘、詐欺にあったのだった。
打ちひしがれて、座り込んでいるとそこにバラ売りのおばさん・マダム・ローズ(クェイ・アルイ)が話しかけられる。 優しく慰めてくれる彼女に、真っ赤なバラを売ってもらうコウ。 幸運のバラだと聞かされたコウは、すぐそのあとマフィアの抗争に巻き込まれてしまった。
一方のボスのパクは持病が有り、瀕死の状態だが、助けたあと危篤となってしまう。 部下のチャン(ウー・マ)が遺言で後継者を指名してくれというと、パクはコウを指差し絶命した。 驚くコウ、しかしボスの遺言は絶対で、早速お披露目となった。
パクの右腕だったフェイ(ロー・リツ)は、この人事を快く思ってないので、様々試してみるのだが、カンフーが得意なコウは部下に力を見せることができた。
そして資金が貯まるようになり、組織は大きくなっていった。 コウはそのあいだ毎日バラを買っていたのであった・・・
1989年作品なので、ジャッキー・チェン絶好調ですね。 体も動くし、香港の街を席巻するアクションはいいですね。 一件マフィアどうし抗争劇かと思いますが、後半の主役はこのバラ売りの幸運の女神・マダム・ローズが中心となっていきます。
本来悪人でないコウが、持って生まれた正義感を発揮し始めるところから、人情作品になっていきます。 アクションシーンはここ一番に限られていますね。 そして私としてはヤン役のアニム・タイがいいですね。 彼女はジャッキー作品に欠かせない女優です。
私はなんか彼女とジャッキーがよく合っていると思います。 残念ながら亡くなってしまっていますが、彼女の姿はジャッキー作品で永遠に残ります。
爽快感とちょっと感動の作品でした。
ひょんなことからマフィアのドンにされるコウ
幸運のバラを毎日かったコウは
どんどん羽振りが良くなるが
しかし心の内は
しかし争いが起き
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