anttiorbの映画、映像の世界

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シュガーラッシュ

2012年作品、リッチ・ムーア監督、声の出演:山寺宏一諸星すみれ

ゲームセンターのアーケードゲーム、ラルフ(山寺宏一)はただひたすらマンションを壊す。 それを直していくのはなんでも治せるハンマーを持っているフェリックス(花輪英司)。 
フェリックスがどんどん直していきラルフが壊したところを修復し終わると、ラルフは屋上から落とされて、ゲームクリア。 営業時間中は各キャラは子供たちの操作のまま、動いているが、店が終わると彼らは各々の自分たちの世界に入っていく。
ほかのゲームに行ったり、ねぐらに帰ったり、ラルフはいつも悪役の自分が嫌になってきていた。
彼のねぐらはレンガのごみの山。 レンガが布団替わりでもある。 でもフェリックスはいつもマンションの住人と仲良くやっている。 彼の周りはいつも賑やかだ。
悪役のラルフは、初めて悪役通同士が集まりディスカッションする場に顔を出した。『パックマン』のグズタ(仲野裕)が仕切っている。 各自が思い思いの話をする。『ストリートファイターII』 のザンギエフ(広田みのる)、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』 のシリル(岩崎ひろし)に慰められながら、自分もいつかヒーローをやりたいという。
自分たちがなれるわけないじゃないか。 いつもそういう結論になり解散となる。
帰りにフェリックスと会うと、今日はパーティーと聞かされる。 渋々ラルフにも声をかけるフェリックスだが、他の人たちはみんなブーイングだ。 しかしメダルを取ってきたらこのマンションに入れてやると言われ、ラルフはメダルを手に入れようと決意する。
そして彼は最新のファーストパーソン・シューティングゲーム 「ヒーローズ・デューティ」 に潜り込むことに成功した。 しかしうまく潜り込んだはいいが、サイバグも一緒に取り込んでしまい、別のゲームに入ってしまった。
そこはお菓子の国のレースゲーム 「シュガー・ラッシュ」 だった。 そこでひとりの少女と出会う。 彼女の名はヴァネロペ(諸星すみれ)という・・・

ピクサーと思ったら、これはクレジットされていない、ディズニー作品なんですね。 でもこれは面白かったですね。
テレビゲームではなく、基本アーケードゲームキャラが総登場で、ここからテレビゲームに移行したキャラもたくさんいますね。 ゾンビはなんのゲームかなと思ったら 「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」 ですね。 出た頃結構やった覚えがあります。
またパックマンが仕切っているところなんか、やはり歴史的に大御所なんでしょう。ヒーローが集まって何かする作品は実写でも結構ありますし、「Mr.インクレディブル」なんかもそうでしたが、悪役だけの愚痴り合いなんかはちょっと楽しかったです。
でもみんな基本受け入れているところがまた穏やかですね。
2D吹き替えで見ましたが、相変わらずの山ちゃんの上手さが際立っていましたし、ヴェネロペ役の諸星すみれが実に良かったです。
彼女13歳なんですね。 子役からだということでしたが、素晴らしい声優ぶりでした。 最近は若い子の演技が日本も大変素晴らしいですね。
流石に公開直後だったので劇場は満員でしたが、家族で安心して見れるいい作品でした。 でも子供たちはパックマンなんか知らないだろうなと思いました。


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悪役だけのディスカッションの場

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ヴェネロペと出会い友達になる

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このシャトルに乗っていろんなゲームに入っていく

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これが「シュガーラッシュ」のレース

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ヴェネロペって実は…

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