anttiorbの映画、映像の世界

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呪怨2 劇場版

今までのOV作品~劇場版1の設定からちょっと変わった滑り出しの作品。今回の主役は酒井紀子(京子役)。初めがどうしてこのカップル(京子と将志)に俊雄が絡んでくるのかがわからなかった。一連の呪怨は時間の流れが前後するので、後から時間のつながりがわかると解消されるが、唐突なオープニングにはちょっと違和感があった。また最初は二人とも一命を取り留めるのだが、却ってそれが残酷な運命ということはやはりすべてを巻き込んでいく伽耶子と俊雄の呪いの凄まじさを表している。今回のテーマは再生、re-birthだろうけれど、圧巻は京子が伽耶子を出産するシーンで、その場にいた病院のスタッフを全部呪い殺していくシーンかな。京子が最後の最後まで生かされているが、伽耶子の生まれ変わりを育てさせられているんだろうけど、この表情が自分の意思もあるのかどうか今一つはっきりしないところが少し?と思えた。酒井紀子の演技についてはちょっと軽いかな・・・ホラークイーンという設定だがそういう役の人は出てくるだけででゾッとする雰囲気を醸し出すものだが、そこまでは演じきれないなあと思った。とりあえずこれで一区切りというエンディングはちょっとさびしい感じもした。この後アメリカ版リメイク、黒い少女、白い老女と続いて行くので、それはまた後日に。