anttiorbの映画、映像の世界

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パラノーマル フェノミナン

皆さんは「パラノーマル・アクティビティ」はご存知ですよね?低予算で全米で大ヒットした映画ですが、自分も劇場の行って視聴しました。?という感じで同じような作りの「ブレアウィッチ・プロジェクト」の方が面白かったですが。題名はパクリっぽいが、テイストが違う前にも書いた「ノロイ」の白石晃士監督のパラノーマルフェノミナンを書きたいと思う。投稿ビデオと称して撮ったフェイク作品(と思われる)で、2本の話が入っており、心霊物と、UFO?もの。白石監督ならではのタッチで、この監督を理解している人にとっては十分楽しめるのだが、本人が出てこれは投稿ビデオですというシーンが結構強調されているので、そのあたりはちょっとくどさが感じられる。まあ1本目のラブホテルの作品はそういう視点で見てもゾクっとした。ガラスに移る霊、一瞬で消える(カメれがパンした際に)ところがなかなかリアルで、良かった。また赤い服がうまく協調されているところもよくて、低予算でというところもうまく撮っているのではないか。2作目は「オカルト」とちょっと重なるイメージがあった。ラストだったか、監督がまた登場して「このような投稿ビデオは送らないで」というシーンもまあちょっと笑えると言うところかな・・やはりこの監督の一番の良さは、自分が出ながらのフェイクの造りが一番なのだが、自分が出ないとまた少しドラマっぽくなるのが、なんていうか一種コントラストが出ているのではないか。「ノロイ」「パラノーマルフェノミナン」は本編に登場しないが、「オカルト」「暴力人間」は本人出演。見比べると出る出ないで感じの違いがわかる気がする。なかなかこれも手に入りづらいソフトかもしれないが、フェイク好きにおはお勧めです。