連続暴行事件が近くで起きているこのマンションには4人の男女が住んでいる。
4人はそれぞれに深く干渉こそしないが、だからといって冷たい態度もとらない。 かえって相談にも乗るし、悩みも打ち明けあったりする場合もある。
直輝はその仲でもみんなのまとめ役で、世話を焼いたり、フォローしたりする役目を持っている。 未来は酔っ払うとき記憶が無くなる。 琴美は若手人気俳優の丸山友彦と熱愛中? 良介はこの中では一番のお気楽人間だが、一応バイトをしている。このマンションの隣に大物政治家が出入りしている。 そこで何が行われているのかが、良介と琴美の関心事。
そこに突然現れる男・小窪サトル(林)。 彼はいったい誰が連れてきたのか? なんとなく溶け込んでいく彼。 しかし彼が現れたときから始まる連続暴行事件。
彼が犯人なのか? こんな4+1の生活が流れていくのだが・・・
吉田修一の小説の映画化です。 旬な5人を起用しているので、ストーリーよりも各俳優人の個性が勝っている感じがありますね。
展開はサスペンスっぽくは全然無いのですが、ちょっとラストは怖い感じですね。 サトル役の林遣都はミステリアスな感じの俳優ですね。 この作品でもそんな彼の良さが良く出ています。
不思議な感じで終わるエンディングですが、映画自体不思議なテイストで流れていくので、こんなのもありかという感じがしました。
行定勲監督作品はこの前「クローズド・ノート」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4548124.htmlを書きましたが、一転した作品を撮っています。
まあまだ若い監督なのでいっぱい撮ってまた秀作を出してほしいですね。
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4人プラス1の関係
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直樹と琴美
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未来とサトル
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良介のバイト先で
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