2026年作品、竹田正明監督、柄本明 西本竜樹 吉橋航也 鹿野祥平 柴田鷹雄 松沢真祐美 鈴木寛奈出演。
「今は昔、栄養映画館」は劇作家・竹内銃一郎の戯曲。映画の完成記念セレモニーをセッティングして開始を待つ会場で、2人きりの監督と助監督の掛け合いを描いた抱腹絶倒の傑作不条理劇。 2024年11月に全編を朗読劇として上演。 同年12月、2025年1月と再演を重ねる中、観劇に訪れた脚本家の荒井晴彦が「映画館で上演したら面白いのでは?」と着想し企画、2025年5月に日本各地の映画館を巡る旅公演が始まった。
座長柄本明と東京乾電池の劇団員たちが、たった一台のワゴン車で全国のミニシアターに移動して公演し、また別の土地のミニシアターに移動して公演する。 柄本演じる監督が「よーい、スタート」と声をかけると舞台が暗転し、映画『トップ・ハット』のダンスシーンを流す演出で満員の観客を沸かせ続けた。
この記録映画は、当時76歳の座長・柄本明を中心とした「東京乾電池」の劇団員たちがまるで家族のように支え合いながら、消耗していく体力とも戦いながら、穏やかに暖かく皆が皆のことを気遣いながら、ひとつひとつの公演を丁寧に重ねていく姿を収めている。
観客の皆さんの満足気な嬉しそうな顔の数々が柄本たちのエネルギーの源となる。
本物の映画館とスクリーンを使って行う朗読劇。 各地の観客は勿論のこと、劇場主たちも満員になった観客席から起きる笑いを嬉しそうに眺めている。
「映画館はその町の“文化”だと思います。 今後もこのミニシアターをよろしくお願いします。」と柄本が締めて公演は終了する。
走って、語って、演じて、弱って、飲んで、食べて、笑った濃密な1ヶ月の旅公演に密着した、渾身の記録映画である。
監督は竹田正明、監督作は初めてのようです。
私が鑑賞した映画館は、“川越スカラ座“で、ようやく存続が決まった昔ながらの映画館で、ファンとしてもホッとしていました。
映画撮影にも結構使われていますが、このドキュメンタリー、映画館での朗読劇の1発目がこの川越スカラ座でした。
昨年の5月1日開催されたようですが、なんで私はいかなかったのか? チェック漏れであり、その日は小旅行に行っていたからかもしれません。
朗読劇、それも二人の掛け合い、しかし多少コント風の展開もあり、生で見たら大いに笑うことができたしょうね。 つくづく残念でしたが、映画館興し、シネコンではなく、街の映画館にいかにお客を増やす、これも一つの方法かもしれませんね。
柄本明さんと、“東京乾電池“の劇団員とのなんか巡業のようですが、西本氏以外は全くの裏方に回っているという、でも柄本明との絆というか、親密さを感じられましたね。
元劇団員、俳優仲間、もちろん各劇場の支配人、オーナーとの会話とか、終わった後の夕食会、それだけでも十分楽しめましたし、柄本さんが志村けんの話をするところは大変興味深く、そこだけでも必見でしたね。





