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バスティオン36

2025年作品、オリヴィエ・マルシャル監督、ヴィクトール・ベルモンド テウフィク・ジャラ イヴァン・アタル ジュリエット・ドル スフィアン・ゲラブ ジャン=ミシェル・コレイア リディア・アンドレイ ムサ・マンサリエリカ・サント出演。

バリ警察の捜査介入部隊BRIはカリム・アムーディ(ジャン=ミシェル・コレイア)という男を追っていたが、追跡の末、逃してしまう。 その後、チームメンバーのアントワーヌ・セルダ(ヴィクトール・ベルモンド)はプライベートで不祥事を起こしてBRIを解雇され、別の署に左遷になってしまう。 その半年後、BRIの元同僚たちが次々に殺される事件が起こり、彼は独自で捜査を開始する。
そんな中、BRIのチームメンバーだったリシャール(スフィアン・ゲラブ)が失踪し、アントワーヌが彼の足取りを追ううちに、彼が入院していた精神病院に辿り着く。 リシャールが国際的な麻薬王に狙われているという、妙な妄想に取り憑かれていたことを知る。
さらに真相を追い続けるうちに、アントワーヌの元恋人でBRIのメンバーだったハナ(ジュリエット・ドル)も何者かに襲われ、アントワーヌはさらなる手掛かりを追い、真相に近づいていくが……。

監督はオリヴィエ・マルシャル、「ローグ・シティ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/19/180000 を記事にしています。
ヴィクトール・ベルモンドは、初めての俳優さんですね。
テウフィク・ジャラも初めてでした。

今作は、フランスのパリ警察の闇の部分に触れたような作品でした。
BRIという組織は、特殊な操作を行うやり手のチームでしたが、主人公のアントワーヌが、個人的に地下格闘技をしていました。 ここで問題を起こして左遷されてしまいます。 これが大きな分岐点で、組織においても、彼においても。
そしてその後、元のチームのメンバーが殺されていきます。 冒頭に追い込んだアムーディが途中介在してきますが、ここがかえって問題をややこしくしていきます。 最後はちょっと呆気ない展開になっていきます。 謎と、暗黒部分は隠されたままでしたね。