2022年作品、ピエール・フォルデス監督、磯村勇斗 玄理 塚本晋也 古舘寛治 木竜麻生 川島鈴遥 梅谷祐成 岩瀬亮 内田慈 戸井勝海 平田満 柄本明声の出演。
2011年、東日本大震災から5日後の東京。 刻々と震災の被害を伝えるテレビのニュースを見続けたキョウコ(玄理)は、置き手紙を残して姿を消す。 妻の失踪に呆然とする小村(磯村勇斗)は、図らずも中身の知れない小箱を女性に届けるため、北海道へと向かうことに。 同じころのある晩、小村の同僚・片桐(塚本晋也)が家に帰ると、2メートルもの巨大なかえるくん(古舘寛治)が彼を待っていた。 かえるくんは迫り来る次の地震から東京を救うため、控えめで臆病な片桐に助けを求める。 めくらやなぎ、巨大なミミズ、謎の小箱、どこまでも続く暗い廊下……大地震の余波は遠い記憶や夢となり、小村とキョウコ、片桐の心に入り込んでいく。 人生に行き詰まった彼らは、本当の自分を取り戻すことができるのか……?
監督はピエール・フォルデス、初監督作品でしょうか。
原作は村上春樹、いくつかの短編を編集した内容になっているようですね。
東日本大震災の直後のお話、舞台は東京で、次は東京に大きな地震が来るのでは? そして、日本人はあの大災害の後に、何かが自分自身の中で変わってしまってきた感じがする、そんな人間が増えている、その部分を現わしている感じがしますね。
かえるくんの立ち位置が難しいですが、あれは幻想だったのか? それとも超自然現象なんでしょうか?