anttiorbの映画、映像の世界

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明日はまたメリー・クリスマス

2022年作品、マーク・アラズラキ監督、マウリシオ・オフマン アナ・ブレンダ・コントレラス マヌ・ンナ ホセ・セファミ マリア・ロホ出演。

いつも不機嫌な男チュイ(マウリシオ・オフマン)は、目覚めるたびに翌年のクリスマスイブを迎えるという時間の魔法をかけられてしまいます。 そのうえ彼は、自分が覚えていない364日間分の出来事にも向き合わなければなりません。

メキシコ作品で、監督、出演者も未見の方達ばかりです。
クリスマス映画で、ループ物と思ってみてみました。 しかしちょっと違いましたね。
主人公のチュイは、クリスマスイブが誕生日、裕福で不自由のない生活をしていましたが、この年はいつも以上に不機嫌で、自分に群がる親類、友人に飽き飽きして家を飛び出してしまいます。 そして誰もいないカウンターバーで出会ったおかしなバーテン。中性的な感じなその男は、おかしなおまじないのような真似をして、消えてしまいます。 そして目が覚めるとまたイブの朝に。

今作は、同じ時間をループするのではなく、1年とか、場合によっては3年くらい経っていたり、決まって目を覚ますとイブの朝なんですね。 だから364日の記憶がないよいうような状況で、もちろんその魔法使いの男に会っては、元に戻す方法を聞いて実行しますが、改善はしません。
まあどんなにやり方だけを習っても、心の底から改心しないと抜け出せないってことですね。