anttiorbの映画、映像の世界

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賃走談 1号車

2014年作品、古賀奏一郎 吉川久岳監督、志保 坂本爽 相葉香凛 高村晃平 見栄晴出演。

「手形」
なかなか売り上げが伸びず、イライラを隠しながら運転しているタクシー運転手。 後部のガラスに手形がついていたが、それは内側からの手形だった。 そして彼にはある秘密が…。


「犬」
妊娠中の妻と仲睦まじく暮らす運転手。 なんとか売り上げを伸ばそうと、勤務時間も延長して頑張っていたが、急速に眠気が襲ってくる。 そして衝撃音がして、何かを轢いてしまう。 そこには犬の死骸が。犬でホッとしてそのまま帰宅してしまう。 そんなある夜、乗せた客から座席が犬の毛だらけだとクレームを受ける。


「歪み」
弁当を食い散らかす小汚いスーツの男を乗せた運転手。 降車の際に弁当カスを車内に残して行こうとしたので、男に文句を言うが逆に恫喝されてしまう。 しかし、すぐに次のお客として綺麗な女性が乗り込んで来る。 貞淑で品の良い彼女の雰囲気にすっかりやる気を取り戻した運転手は次の目的地へと向かうのだが…。


「11号車」
自分の車の故障で仕方なしに台車で仕事に出る運転手(見栄晴)。 その夜に乗せた客から変な臭いがすると話をされ、直後にその客は苦しみながら息絶えてしまう…。

監督は二人。古賀奏一郎、吉川久岳二人とも作品を見るのは初めてでした。
一番有名な出演者は見栄晴ですが、彼登場作品の記事はありませんでした。

1話15分程度のオムニバスですが、着眼点はいいですね。 怖い話にタクシーの中というのは、よく怪談でタクシー運転手から聞くというのはある意味怪談の十八番ですからね。
ただ今作は怪談というよりも、ホラー、都市伝説的な感じでしたね。 どうやら続編もあるらしいのでそちらも。