2019年作品、中元雄監督、冨手麻妙 齊藤友暁 茶谷優太 キャッチャー中澤出演。
サイトー(齊藤友暁)、アオヤマ(キャッチャー中澤)、スズキ(茶谷優太)の3人は、血まみれのナイフを前にして、怯えていた。 サイトーはナイフを見ながら「俺たち、スマホ拾っただけなのに…」と思う。
黒縁眼鏡をかけた大学4年生のサイトーは、ナナミ(向後桃)という女性に片思いをしていた。 サイトーは勇気を振り絞って、ラインでナナミに告白のメッセージを送信した。 完璧な文章を送ったと悦に入ったサイトーは、ナナミからの返信が色よいものだったので、有頂天になる。
さらに、ナナミが部屋を訪問し、「告白してくれてうれしかった。 私もサイトーくんのこと、大好きなの」とサイトーに言う…。
そんな妄想をしていたサイトーだが、実際のラインの返信は「ごめんね…」と断る内容で、サイトーは落胆してしまう。 サイトーは妄想するのが好きな人間で、よく妄想が暴走しているのだった。
サイトーは、城南大学映画研究会に所属して、大学の卒業旅行をしようと思い、群馬県の桐生市に車でドライブすることになった。
メンバーは、小太りで赤い縁の眼鏡のアオヤマと、サングラスをかけたスズキ。
うどん店「雪の屋」へ入ったサイトーたちは、駐車場でスズキを撮影する。 スマホを見ていて、注意が散漫になったサイトーは、白い軽トラに乗る初老の男性・高橋ケイゾウ(古川慎)に叱られた。 ケイゾウは、後ろを見ずにあとずさりしたサイトーを、トラックで引きそうになっており、怒っていた。
…ケイゾウを見たサイトーは、ケイゾウが荷台に置いてあるチェーンソーを持ち、襲ってきそうだと妄想する。実際は注意だけして去ったのだったが、トラックの荷台から血が垂れているのが見えて、サイトーは気になって行く…
どこかで聞いたような題名ですね(^^)
監督は中元雄、作品を見るのは初めてです。
主演は有名度から言ったら冨手麻妙、「嘘八百 京町ロワイヤル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/12/060000 が近作ですね。
齊藤友暁 茶谷優太 キャッチャー中澤の3人は、見るのは初めての俳優さんのようです。
物語は、失恋の痛手をいやそうと、男3人がつるんで群馬県にドライブに行きます。 途中謎のじいさんと遭遇しますが、そのあとスマホを拾うことになります。 その落とし主と合流、なんと可愛い女性のアミでした。 そして4人で合流して、ご飯をしたりお茶をしたり。
しかし、青山が急に大の報をしたくなり、民家に入り込んでしまったことから、個々の住人のじいさんとばあさんに、襲われていくんですね。
今作は、基本ホラーもどきで、あの作品 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15606616 に似ているんですよね。 でもワンカットではありませんし、この後本当にホラー展開になって行きます。
2段構えなんですが、つくりとしてはなかなか面白いですね。
アミのスマホを拾ったサイトー
そしてトイレを借りようとした家で
怖い爺さんに襲われる
そして捕まるアミ
しかし本当の恐怖は…