anttiorbの映画、映像の世界

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隙魔

2005年作品、中田圭監督、野村恵里主演。
 
隙間の間が魔となっていますね。 製作会社がなんと円谷プロなんですね。 そうみるとどことなく感じがホラーチックとしてよりも、センスオブワンダーという感じがしました。
ある都市伝説があるというところから始まります。 都会のある団地で歩いているときに、はぁ!はぁ!というあえぎ声が聞こえてきて、後ろからついてきたら、決して立ち止まってはいけない、決して振り向いてはいけない、もし振り向いてしまうとその人は3日後に死んでしまうという団地限定の都市伝説があるという。
ルミ(野村)はそんな話を友達から聞きながら歩いていると後ろから肩を叩かれる。振り向くとそこにはコンビニの店員が。 なんと自分のカバンに店の物が入っており、万引きの疑いをかけられる。
そこに駆けつけてくれたのが、音楽教師のサエコ先生。 懸命に庇ってくれてなんとかそこを納め一緒に帰る途中あの声が後ろから近づいてきた。
振り向かずにいようと思うが先生が振り向くとそこには小学生の女の子。 自分の塔がわからなくなったということで先生が連れて行ってあげることになった。 その直後また後ろからあの声が。 また女の子だろうと振り返るとだれもいない。
またその声を先生、女の子、通りかかった青年も同じように振りかえってしまった。その後周りの世界がだんだん変って行ってしまっていく。 どうやらこの団地には親に隙間に落とされ亡くなった女の子の話があるという。
そして夜になると不快な音が鳴り響く。 その音は振り返った者にしか聞こえないらしい。 一体真相は何なのか… とこうかくと十分ホラーっぽいですが、円谷テイストがあるのでどこからか宇宙人が出てきそうな感じがします。(もちろん出てきませんが・・・)
話としては最後にルミの本当の姿が断片的に描かれるんですが、どうやらこの映画よりもメイキングの方が話題になったみたいですね。 それが別バージョンで一種のホラードキュメンタリーとなっています。 それはまた別に機会に書こうと思います。
 
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ルミの後ろに
 
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変わってしまうサエコ先生
 
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謎の少女と
 
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団地内に不思議な現象が
 
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そして
 
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