1933年作品、T・ヘイス・ハンター監督、ボリス・カーロフ セドリック・ハードウィック アーネスト・セジガー ドロシー・ハイスン出演。
埃及学者モアラント教授(ボリス・カーロフ)は臨終の床に侍僕のレイング(アーネスト・セシガー)を呼び、「永劫の光」 と呼ぶ宝石を自分の掌に入れて包帯を巻かせた。 彼はこうする事によって天国へ行けると信じていたのである。 そして彼の死体は埃及風の墓場に葬られた。
ところがこの宝石を狙うものにモアラント家の法律顧問ブロートン(セドリック・ハードウィック)、アラビア人ドラゴレ(ハロルド・ハス)等があった。 彼等は巳にモアラント教授の死体から 「永劫の光」 が盗み去られたことを知り、暗中飛躍を始めた。
ラルフは叔父が死んだことも通知に接せず、葬式にも立会はされなかったので、ブロートンを訪問した末、ベティーとその友人のケイニー(キャスリーン・ハリソン)と共にモアラント邸に乗込んだ。
これより先き、レイングはベティーに 「永劫の光」 を渡そうとして果たさなかったのである・・・
大事な宝石、それが気がかりになるのは死んでさえも。
監督はT・ヘイズ・ハンター、作品はこの1作品しか見当たりません。
そしてボリス・カーロフ、「歩く死骸」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15989455.html で主演でした。
ヒロイン役はドロシー・ハイスン、彼女もこの作品だけしかクレジットはありません。
物語は、ある教授が持っていた特殊な宝石を巡る、争いのお話です。 教授は臨終のきわに、天国に行く為に自分で握り締めさせます。 しかし、侍僕のレイングは相続去るべきだと、こっそりと抜き取って隠してしまいます。
一方そんなこととは知らず、相続権のある二人がやってきますが、その宝石を巡って、別の人間たちも集まってきます。
今作は、もちろん死んだはずのモアラント教授も参戦してきます(^^) 一番厄介なゾンビとして。 さて一体誰の手にわたるんでしょうか?
臨終間際にモアラントはレイングを呼ぶ
しかし宝石を求め復活
レイングを襲い
相続の女性たちも
襲い掛かるが
彼自身も傷つく