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デッドエンドの思い出

2019年作品、チェ・ヒョンヨン監督、チェ・スヨン 田中俊介 ペ・ヌリ アン・ボヒョン出演。

30歳を目前に控え、ごく普通の毎日を送っている韓国人女性・ユミ(チェ・スヨン)は、仕事で名古屋へ行ってしまった婚約者テギュ(アン・ボヒョン)との未来だけが気にかかっていた。 しかし、最近すっかり連絡が途絶えていた。
妹のユジョン(ペ・ヌリ)からは、遠距離恋愛は危ないといって、早く会いに行ったほうがいいというが、結婚の約束をしているので大丈夫と言い張っていた。
そんなある日、ユミはふと思い立ち、テギュに会いに名古屋へと向かう。 だが、彼のアパートには見知らぬ女性・アヤ(平田薫)の姿があった。 すぐにテギュが帰ってくるが、時間をかけて話すつもりだったと、いかにもその場限りの言い訳のようなことを言い出す。
突然の婚約者の裏切りに絶望し、あてもなく街を彷徨うユミ。 やがて彼女は、エンドポイントという名のゲストハウスを兼ねた古民家カフェにたどり着く。 オーナーの西山(田中俊介)は不思議な存在感でユミに寄り添い、カフェに集う少々おせっかいな常連客たちも傷ついたユミの心をゆっくりと癒していく。 そして西山の心の傷に触れた時、ユミの中で何かが変わり始めるのだった…

これは日韓合作の作品ですね。
監督はチェ・ヒョンヨン、若い女性監督ですが、これが長編デビュー作となります。
主演はチェ・スヨン、初めて出演作を見る女優さんですが、日本語が上手いですね。少女時代のメンバーなんですね。 日本で幼少期を過ごし、日本でアイドルデビューをしたのが2002年、2007年から少女時代で活動を開始して、今にいたっています。映画出演は2作目で初主演です。
そして田中俊介、「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15709473.html が近作ですが、「ダブルミンツ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14969277.html でダブル主演でした。

物語は、日本の名古屋と、韓国で遠距離恋愛をしているユミが、いきなりの裏切りに遭い、そして、韓国に帰らず、静かで安いところを捜してたどり着いた、行き止まり=デッドエンドのゲストハウスに転がり込みます。
エンドポイントというこのゲストハウスは、西山という青年が切り盛りしています。 外国人が住み着き、近所の人がなにかと世話を焼きに来る、なにか暖かいものが流れている、たまった場所でした。
しかし彼女は2日間、食事もとらず、1階の食堂に下りてきませんでした。 死んでいるのではないか? 周りの人が言う中、西山が声を掛けると、返事がありみんなほっとします。 そしてようやく降りてきて、やっと食事を取り始めます。
何かにつけて気を使ってくれる西山と周りの人たち、彼女の凍りついた心がだんだんと解けていくんですね。

今作は、名古屋人の地元愛、すみついた人間にはとことん優しいと言う面と、住み着いた外国人達が上手くマッチしていますね。 この西山という青年にも、ある過去があるんですが、そんなことを上手く昇華している、なかなか強い青年でした。
ちょっと速い春の風が吹き込む作品です。

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恋が終わってしまったユミ

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思い出の場所だったが

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そしてエンドポイントに着き

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彼と出会う

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しかしこの店は今月で閉めてしまう

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