anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

皇帝ペンギン


南極に冬の兆しが訪れる三月。 ほとんどの生き物が北に向けて移動を開始するなか、このちにとどまり、南への旅を始める者達がいた。 艶やかな黒い燕尾服をまとった皇帝ペンギンだ。
海中から雷魚のように飛び出し、棚水に着地した彼らは、真っ白な氷の砂漠を行くキャラバンのように、隊列を組んで行進を開始する。 目指すのは、彼ら自身の生誕の地でもあるオアモック(氷丘のオアシス)。 北側を島々、南側を大陸の断断崖に囲まれたその地は、数百メートルにわたってアイスバーグ(氷山)が続き、外敵すら容易にちかづくことはできない、南極の中で唯一、皇帝ペンギンが安心して子供を産み、育てられる場所なのだ。
20日あまりの行進の末、オアモックに辿り着いたぺんぎんたちは、何千羽といる群れの中から、その年、唯一の結婚相手を選ぶために、求愛と歌に興じる。 自分をアピールするための挑発的な泣き声と官能的なポーズが、群れのあちらこちらで繰り広げられる…。
そして5月の終わり、ようやく愛の結晶が産み落とされる。 産卵を終えたメスたちはそれぞれのパートナーに大切な卵を託すと、これから生まれる雛と自分の命の糧を求めて、再び100キロ近く離れた海へと旅立ってゆく・・・

新作が公開ということで、旧作を見てみました。
監督はリュック・ジャケ、新作も撮っていますが、ドキュメンタリー作品を主に撮っています。
ナレーションは吹き替えで見たので大沢たかお石田ひかり神木隆之介が、親子になった感じであてています。

皇帝ペンギンというのは極寒の南極に住んでいる、もっとも苛酷な環境下で生きる生物ということなんですね。 そんな彼らが生き残るすべは、これまた苛酷なまでの子育て、そして外敵にやられない場所での生活なんですね。 これがマイナス20度になろうかという地、そこに群れで移動してくるんですね。
そして卵を産み、暖め付加させ、生まれたら、夫婦が交代で餌を集めに海に向かう。
そうして生きていく、そして繰り返すんですね。
人間なんてとても生きていけない環境ですが、そんな彼らの生態系に迫ったドキュメンタリーでした。
そして続編が公開中です。

イメージ 1

イメージ 2
その中で夫婦が選ばれる

イメージ 3
そして子どもが

イメージ 4
子育てが始まる

イメージ 5