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英国総督 最後の家

2017年作品、グリンダ・チャーダ監督、ヒュー・ボネヴィル ジリアン・アンダーソン マニシュ・ダヤル ヒューマ・クレシ出演。

1947年、インドの首都デリー。 ここにある総督の官邸を数百人もの使用人が、すみずみに至るまで清掃を行なっていた。 第二次世界大戦で国力が疲弊したイギリスは、植民地インドを去ることを決める。
今日、主権譲渡のために任命された新総督とその家族が英国からやって来た。
インド人青年ジート・クマール(マニシュ・ダヤル)は今日から総督の家で勤務することになるのだった。 以前からここで働く、幼なじみドゥリーブ(ジャズ・ディオール)の伝手だった。 2人は新総督マウントバッテン卿(ヒュー・ボネヴィル)の秘書に抜擢された。
ジートは新総督の娘パメラ(リリー・トラヴァーズ)の世話係に任命されたインド人女性アーリア(フーマ・クレシー)を邸宅内で見かけ、驚愕するのだった。
かつて警察官だったジートは、ラホール刑務所に勤務していた。 アーリアの父親・アリ・ラヒム・ノール(オム・プリ)はデモ行進が加わって、そこに投獄されていたが、面会は許されずジートが手紙や食料などを届けていたのだった。 ジートはアーリアに片思いを寄せていたが、この2年間居場所すらわからずにいたのだった。
一方のインドを返還するために赴任した元軍人のルイス・マウントバッテンは、「最後の総督として主権譲渡の任務を、誇りを持って遂行する」 心構えでいた。 またそれ以上に政治に通知した妻のエドウィナ(ジリアン・アンダーソン)は、夫以上にインドの人たちの平安を心から願っていた。
総督官邸内では、マウントバッテン総督は妻エドウィナと娘とともに2階に住むこととなり、下の階には500人のヒンドゥー教徒イスラム教徒、シク教徒である使用人のインド人が住んでいる。
2階では連日連夜論議が行われ、独立後に統一インドを望む国民会議派と、分離してパキスタンを建国したいムスリム連盟のインド独立の話し合いの攻防と衝突していた。 世界に多大な影響を与える歴史的な決断が、まさに今なされようとしていた。
一方で新総督のもとで働くインド人青年ジートと令嬢の秘書アーリアは、互いに惹かれあうが、信仰が違うことや、アーリアには幼いとき決めた父親が慕う婚約者がいるのだった。
その時、国家分断の緊張感に沸き返ったインドの各地では、大きな暴動騒ぎが起きて、インドの独立は分断か? パキスタンに新しい国を作り出すか? 人類史上もっとも大きな移民政策を打ち出そうとするのだが…

インドの独立といえばガンディーが真っ先に思い浮かびますが、今作では脇役でしたね。
監督はグリンダ・チャーダ、作品を見るのは初めての監督です。
主演はヒュー・ボネヴィル、「パディントン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%D1%A5%C7%A5%A3%A5%F3%A5%C8%A5%F3 ではブラウンさん役ですね。
そして妻役でジリアン・アンダーソン、久しぶりに見て、ちょっと見わからなかったですね。 すっかり良い女優さんになっていました。 もちろん 「X-ファイル」 のスカリー役です。

物語はインド独立前夜のお話です。 第二次大戦で、イギリスが疲弊してしまい、もう植民地を統治する力を失ってしまいます。 そこで独立をさせるための総督が本国からやってきます。 それが、ルイスなんですね。 妻のエドウィナ、娘のパメラ、みな人間性も良く、独立に向かって進み始める、そう思っていたんですが。 しかし現実は、宗教対立が根深いんですね。
一方、ジートとアーリアの再会、しかしここにも大きな障壁があるんですね。 そして国は大きなうねりに突入していきます。
インドの独立は歴史で学びましたが、ちょっとおろそかにしていましたね。 インドとパキスタンの分離独立、これは正しかったのか? 大国の思惑は、ここにも入っているんですね。
それを知ったルイスの怒り、そしてジートの悲しみ、史上最悪な難民問題を引き起こしたイギリスの無責任は、取り返しが付きませんね。

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イギリスから最後の総督一家がやってくる

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独立といえばガンジーだったが

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ネルー国民会議派のリーダー

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そして民族、宗教の違いの中、愛し合う二人

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エドウィナは献身的にインドのことを思っていたが

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