anttiorbの映画、映像の世界

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夜明け告げるルーのうた

2017年作品、湯浅政明監督、声の出演:谷花音、下田翔大、斉藤壮馬寿美菜子

漁港の町・日無町。 中学生のカイ(声:下田翔大)はもともと東京に住んでいたが、両親が離婚したため、父と母の故郷であるこの寂れた町に移り、今は父親・照夫(鈴村健一)と日傘職人の祖父(柄本明)ととともに暮らしている。
両親への複雑な胸中を口に出せず鬱屈した気持ちを抱えるカイは、あまり笑わず、周囲ともあまり馴染まない少年になっていた。 そんな彼に寄ってくるのは、クラスメイトの国男(斉藤壮馬)と遊歩(寿美菜子)だけで、遊歩の父の会社に照夫はお世話になっている。
二人はカイを彼らのバンド・セイレーンに勧誘してくる。 二人はそれぞれギターとベースをしていて、カイは、自分が作曲した音楽をネット上にアップしていて、二人はキーボードとドラムスを任せようとしているのだった。
気乗りのしないカイだったが、メンバーになるのはさておき、練習には付き合う事にした。 3人は練習場所にしている人魚島に向かうが、ここでは大きな音を出しても問題がないところ。 
しかし演奏を始めると、遊歩ではない声がとどろきわたり、3人の演奏がグッと引き締まるのだった。 そこにいたのは、人魚の少女・ルー(谷花音)だった。 音楽に乗って歌い踊り始めると、尾の部分が足のように割れ華麗にダンスを始めるルー。
楽しそうに歌い踊るルーと一緒に過ごすうちに、カイは少しずつ自分の気持ちを話せるようになっていった。 しかし古来より日無町では人魚は災いをもたらす存在とされており、ふとしたことからルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生じてしまうのだった…

湯浅監督作品、先日書いた 「夜は短し歩けよ乙女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14990372.html から連続公開ですね。 前作は一夜の京都の町で起こる恋愛ファンタジーでしたが、今作は人魚と少年の出会いでした。
監督の長編アニメ作品は2004年に 「マインド・ゲーム」 というのがあるんですが、これも見たくなりますね。
ルーの声には谷花音、実写作品では 「名古屋行き最終列車」 というメ~テレのドラマで、菜々子役で出ています。 またアニメ作品 「君の名は。」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14386215.html では宮水四葉の声を、名作 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8163880.html ではめんまの小さいころの声を担当しています。
物語は、日無町という漁港の町での少年と人魚のファンタジーですね。 ここでは昔から人魚を見た、人魚に夫を奪われた、人魚に母を奪われたと信じている人が結構いるんですね。 もちろん見た事がない人は半信半疑で疑っていますが、逆に仇のように恨んでいる人もいます。
そんな中、音楽好きな人魚・ルーが3人の音楽に反応してカイとだんだん近づいて行くんですが、それまであまり笑わなかったカイがどんどん変わってきます。 しかし人魚の弱点は日の光を浴びると燃えてしまうこと。 不思議な力・水を自由に扱うなどができるんですが、それも太陽が昇ってい ない時だけなんですね。
そしてもうひとつ人魚には不思議な力があるんですね。
先日観た 「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15004920.html では人魚は美しく、しかし一歩怒ると恐ろしい姿を現しましたが、今作のルーはただただ可愛いですね。
なかなか優れたファンタジーアニメでした。

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3人はバンドをしようとしていた

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音楽につられて現れたのは

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人魚のルーだった

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水を自由に扱えるルー

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彼女の鱗がひとつ残っていた

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そしてカイとルーは心を通わせていく

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