anttiorbの映画、映像の世界

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アイム・ノット・シリアルキラー

2016年作品、ビリー・オブライエン監督、クリストファー・ロイド、マックス・レコーズ出演。

小さな田舎町クレイトンでは今頻繁に猟奇的な殺人事件が起こっていた。 16歳のジョン・ウェイン・クリーヴァー(マックス・レコーズ)は、葬儀屋の家に生まれ、母・エイプリル(ローラ・フレーザー)と、叔母のマーガレット(クリスティーナ・ボールドウィン)の手伝いをして、防腐処理をしている。
しかし彼は、学校ではカッとなってランチタイムに同級生たちをフォークでめった刺しにして殺してしまうことを恐れ、孤独に過ごしていた。 友達は少なく、人の気持ちも分からず、教師の言うことも聞かない。 寝ても覚めても頭の中はシリアルキラーのことでいっぱいだった。
ジョンは家の手伝いをしている時が一番楽しかった。 やがてジョンは、“反社会的傾向あり” のソシオパスと診断されてしまう。 そして、医師でセラピストのネブリン(カール・ギアリン)が彼の話を定期的に聞いているのだが、ジョンはネブリンを嫌いではないが一定の距離を持って接している。
またジョンは、一線を越えてしまわ ないよう、自分自身にルールを設ける。 自分が暴発しないように彼なりに抑えているのだった。
しかし、追い撃ちをかける ように、連続殺人事件が止まることがなかった。 それは、被害者の体を切り裂いてその一部を持ち去るという小さな田舎町を震撼させる残忍な事件だった。 葬儀店でバラバラ死体を洗浄することになったジョンは、本物のシリアルキラーがこの町に潜んでいることを察知。 気持ちを昂ぶらせつつ精力的に調査を開始する。
しかし、調査が追跡へ、追跡が執着に変わり、凍てつく冬が町を覆い始めると、自分と人々を守るためにジョンが自らに課したルールが崩れ始める。 連続殺人鬼の正体とその異様な性質を突き止めたジョンは、自らの手でこのモンスターを阻止しなければならないと覚悟を決めるのだった…

これは予告編を見た時に、私好みというか、まあ絶対にはずせない作品だと思いました。
監督はビリー・オブライエン、劇場公開が日本でされるのは初めてのようですね。 主演はマックス・レコーズ、「かいじゅうたちのいるところ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14729765.html の主演でしたが、あれから大分大きくなりました。
物語は、ちょっと危ない少年ジョンが、町で起こった猟奇連続殺人事件をたった一人で突き止めていくお話ですね。 しかしそれはほとんど偶然でした。
ある人物が人を殺すシーンを目撃してしまったんですね。 その人物はジョンが懇意にしていた人物、しかし彼がどうしてそんなことをしてしまうのかがさっぱりわからないんですよね。
そして、はじめはただ傍観するだけでしたが、親友の父が殺され、一歩間違うと親友さえも殺されてしまうかもしれないと思ったところから、いよいよ対決する決心をするんですね。
この作品、ラストが大変難解なんですね。 どう取っていいのか悩むある意味衝撃のラストなんですが、正直なところ、違った結末にしても良かったのでは? と思いましたが(^^)

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死体処理の仕事を手伝っているジョン

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妻と二人暮らしのクローリー

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ジョンは学校では浮いていた

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しかし彼は連続殺人事件に惹かれていた

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そして・・・

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