面食らう同僚たち、環境省は表向き態度を決められない立場にある。 しかし彼はそんなことを意に介さず、同期の岸谷(田中圭)を勝手に 『サンゴレンジャー』 に任命。 岸谷は矢島に振り回されながらも、彼の自然に対する熱い思いに共感していく。
さらに、地元の小学校で海やサンゴの素晴らしさを語る矢島の姿勢に胸打たれた教師リサ(佐々木希)も、『サンゴレンジャー』 に加わる。
ある日、橋の建設計画反対派の集会で矢島は個人的な意見を述べるが、公務員である立場を超えた発言が波紋を呼ぶ。 同時期に矢島を慕う車椅子の少年の怪我や反対派政治家の汚職発覚など相次いでトラブルが発生し、賛成派と反対派の対立が激化。 サンゴを守りたいという純粋な思いの前に、厳しい現実が突きつけられる。
挫折を味わうものの、一人の人間として何をすべきか、海を見ながら考える矢島。 そして島民が小競り合いを繰り広げる集会に現れた 『サンゴレンジャー』 たちは、ある行動に出る…
美しいサンゴ礁を守る、いや開発をして雇用を生み出す、現実的によくあるお話ですね。
監督は中前勇児、監督の映画初作品のようですね。 初鑑賞でした。 主演は青柳翔、「渾身KON-SHIN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8345165.html そして最新作の「たたら侍」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14937225.html で主演をしています。しかし今上映が中断しちょっと可哀相ですね。
物語はサンゴを守る側と推進派の争いになって行きます。 しかしそれぞれのしがらみがあり、簡単に賛成派になれなかったり、反対と声高に言えないという側面があるんですね。
もちろんお役人の矢島、岸谷はどちらにも肩入れしてはいけない立場。 しかし矢島は初めから反対派でしたが、周りが必死に派手にしないように押しとどめているという図式です。
さらにリサも、実は父親が固い賛成派で、影響力のある人物なんですね。 橋ができれば子供たちは便利になる。 しかしサンゴを失う事になるかもしれない。 意外なのは、漁師の今は亡き夏八木勲さん演じる与儀さんが賛成派なんですね。 これは意外でした。
自然と調和と簡単に言いますが、それがいかに難しいのか? 結局二者択一になってしまうってことなんでしょうかね?
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石垣に現われた熱い男
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