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日本一のヤクザ男

1970年作品、古澤憲吾監督、植木等主演。

頃は昭和初期。 日本一郎(植木等)は新興ヤクザ根本組への一宿一飯の恩義から土地の親分、前野組の組長・武蔵(田崎潤)に尋常の勝負を挑んだ。だが、そこは調子の良い一郎のこと、前野を逃して、礼金だけせしめ、トンズラする手筈だった。ところが、殺らないはずの前野は彼と別れた後銃弾に倒れ死んでしまう。
礼金だけ対抗勢力の根本組の組長(安部徹)にもらいに行くが、そこで武蔵が死んだと聞いて、腑に落ちなかった。 本当に一郎がやったのか疑われるが、たまたま召集令状が舞いこんだため兵隊よりは懲役の方がマシと自首することになった。
それからX年。 再びなつかしの地に戻った一郎だが、相変らず前野組と根本組のいがみ合いは続いていた。
前野組では、前野の亡きあと、妻の登志子(司葉子)が組をしきっていたが、血気にはやる健次(山下洵一郎)ら若い連中はいまにも殴りこまんとする勢い。 一計を案じた一郎は根本を健次らの手から間一髪救い出すという芝居をう ち、根本の客分におさまった。
一郎は鉄道建設の施工主、村井(多々良純)が芸者鶴子(野川由美子)にベタ惚れなのを利用し、建設利権を前野組にもたらそうと企てるが、世の中ままにならず、鶴子は一郎の男度胸に惚れこんでしまった。 しかし、根本も鉄道建設に色気をみせて、虎視耽耽。 
一方、前野組では、前野の仇を討つため吾郎(藤田まこと)が旅から戻ってきた。 登志子はきっぷのいい一郎に未練を感じながらも、渡世の義理から一郎に果し状をつきつけるのだった…

この東宝の 「日本一の~男」 シリーズは結構あるんですよね。 ガキの頃からこのシリーズは好きで、テレビでやるたびに見ていましたが、当時は決まった作品がお盆や暮れで放送される程度。
この作品は8作目にあたります。 私は 「日本一のホラ吹き男」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10813896.html という2作目を記事にしていますが、全10作あるようなんで、これは一つ一つ見て行きたいですね。
今作は初めて見ました。 植木等の任侠物自体が珍しいですが、この世界でも調子のいい男の植木等の名前は “日本一男=ニッポンイチロウ” というんですね。 このシリーズでは、毎回彼の名前がなかなか面白いんですが、今作と前作はこの名前になっています。
監督は古澤憲吾、クレージー映画を多く撮っていてこのシリーズも多く監督をしています。
物語は、調子よく二つの組を行き来する一郎ですが、やはり美人のいるほうに肩を持つんですね。 でも主人公は決して女に執着はしません、しかし女性の方はお調子者なんですが、なぜか憎めない一郎にどんどん入れ込んでいきます。 決してこっちを選んでくれないところがモテる原因なんでしょうかね?
脇には田崎潤、安部徹、多々良純藤田まこと、そしてハナ肇が謎の手強い男役で登場します。
植木等は後年個性的な重しを持った役が多かったですが、バリバリのころのヒット作品でした。

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調子よく入り込む日本一郎

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流しの歌手?

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