anttiorbの映画、映像の世界

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海を感じる時

2014年作品、安藤尋監督、市川由衣池松壮亮出演。

恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)、二人の出会いは高校の新聞部だった。 ある日、授業をさぼって部室で暇つぶしをしていた恵美子は、先輩の3年生の洋と顔を合わせる。 突然、洋は恵美子にキスを迫るが、決して君が好きな訳じゃない、ただキスがしてみたいからだと言い放つ。
衝動的に体をあずける恵美子にあくまで洋は 「女の人の体に興味があっただけ」「君じゃなくてもよかった」 と恵美子を拒絶する。
幼い頃に父親を亡くし母親に厳格に育てられ、愛を知らずに成長した恵美子はそれでも洋を求め、大切にされないとわかっていても会うたびに自ら体を差し出すのだった。 やがてそんな関係に寂しさを募らせながらも、恵美子は次第に “女” として目覚めていく。
月日は経ち、洋は東京へ下宿し、恵美子も洋の近くにいたい一心で東京の花屋で働いていた。 会うたびに身体を重ねる恵美子と洋。 恵美子はどんな形でも洋のそばにいたい、洋に必要とされたいと願いながらも寄り添っては傷つき反発していく。
そのうち恵美子は、次第に 「女」 として目覚め、洋の心を求めて身体(性)を差し出していたけれど、洋の身体には心が不在となっていることに気づく。
他方、洋は次第に恵美子に感情を抱くようになったが、そしてそこには恵美子をもう心が無かった。
とある事件をきっかけに恵美子の心は浩から離れてしまう。 結果、洋と恵美子の感情はすれ違い、立場も逆転するのだった…

監督は安藤尋、見ていそうな監督ですが初めてでした。 主演の二人は市川由衣と池松荘亮、市川由衣は 「呪怨」(劇場版)  http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/787057.html で映画デビュー、今作は体当たりのベッドシーンが多い作品となっています。
池松君は今や売れっ子、話題作に連続して出演していますし、脇でも主役でもしっかりしていますね。 一番新しい公開作品は「続・深夜食堂」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14563484.html になっちゃいますね。
物語は若い二人の漂うような、何か離れられない関係なんですが、池松君演じる洋が何とも同性から見るとどうしようもない勝手な男なんですね。 責任を一切取らない、自分勝手な男。 物事すべて自分中心でなってきたボンボン、と見えるんですが、そこにはわがままを許してくれる姉の存在があることが後半わかります。
そしてそんな男に惹かれる恵美子、こっちの方が何となくわかる気がするんですが、ある男と知り合って、関係をしてから立場が逆転していくんですね。
そしてもう一人、恵美子の母の存在が強烈ですね。 恵美子がどんどん男との関係にのめり込んでいくときに、教科書通りの大反対をする姿が逆に異様で、海に向かって死んだ夫に叫ぶ姿が妙に違和感が(^^)
原作は中沢けいの小説という事ですが、映画化したことはどうなんでしょうかね?

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洋を追って来た恵美子

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彼女には洋しか見えていなかったが

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しかし彼女にも変化が

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そして別の男と

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そして洋から心が離れていく

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