2020年作品、ミシャ・クローツ監督、ダイアナ・マリア・フランク ロルフ・ドレクスラー ダーヴィット・ロット セバスティアン・フールク出演。
親がおらず、養護施設で育ったミンテ(ダイアナ・マリア・フランク)は、いつも悪夢に悩まされ、自身のルーツについて思い悩んでいた。 その日暮らしを強いられる彼女は、山の中にある水車小屋の修繕の仕事を請け負った。 梁を取り換える仕事で、なぜかゴースト(Stefanie Philipps)と呼ばれる目の見えない女性が住んでいるという。
さっそく仕事に取り掛かるが、ゴーストは貯蔵庫に男を閉じ込めたり、ミンテを担当する銀行員に何かを渡していたり、怪しい動きをする。 ミンテもその貯蔵庫に入ってしまう。 すると彼女は忘れていた幼少期の記憶を蘇らせた。 怖くなった彼女は水車小屋から逃げた。
その日のこと、ピックアップを借りた業者が殺された。 ミンテも捜査を受け、そのとき知り合った刑事と仲良くなった。 そして自分の出生の秘密を解く手がかりを聞く。児童養護施設に出掛けた彼女は、ゴーストが自分の母親だと気づいた。 ゴーストは自分の娘が狼に殺されると信じていた。 そして水車小屋は、狼人間を封じるまじないの意味があるというのだ。
ゴーストとは会えなかった。 自棄を起こした彼女は、貯蔵庫の入り口を塞いでしまい、彼女に仕事を斡旋した人物を怒らせた。 車は取り上げられ、とにかく水車を直せと要求される。 ミンテは知らなかったが、彼女に関わったすべての人間は連絡を取り合っていた。
仕事に戻った彼女だったが、イライラは収まらず、ゴーストが大切にしていた花壇の鉢植えを壊した。すると中から小さな頭蓋骨が出てきた。 怖くなって逃げた彼女は、森の中で穴に落ちてしまった。 その穴はゴーストの貯蔵庫に繋がっていた。 扉は自分で塞いでしまったので、出られない。 しかも、地下通路は死体で一杯だった。
監督はミシャ・クローツ、初監督作品でしょうか。
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ちょっと変わったホラー・ミステリーです。 ドイツ作品で、住むところも職も失った彼女・ミンテですが、面接に行くと即決で、職も、さらに泊まり込みの仕事が見つかります。見つかったというより強引に捩じ込まれた感じでした。 しかしそこはなんか息苦しい村でした。
ミステリー調で動いていきますが、ホラー要素もあります。 できればどっちかによったほうが良かった気がしますが。






