anttiorbの映画、映像の世界

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ターミナル


東ヨーロッパのクラコウジアからやってきたヴィクター・ナヴォルスキー(トム・ハンクス)は、ニューヨークのJFK国際空港に降り立った。 
入国手続きをしようと思った時、彼のパスポートに対して、反応があり、要注意国からの入国サインが出てしまう。 すぐに彼が連れて行かれたのは、空港警備局主任のディクソン(スタンリー・トゥッチ)のところだった。 彼はヴィクターに丁寧な説明をしようとするが、英語がほとんど分からない彼は、なかなか理解できないのだった。「ニューヨークに行きたい」 それだけを訴えるヴィクターだった。
そしてなんとか通じたのは、しばらく空港内で待機してほしい事と、ここの中では自由に行動していいこと、そして数枚の食事ができるチケットをもらったのだった。
はじめヴィクターはどうしてビザが発給されないのかを理解できないでいた。 しかし空港内のテレビでニュース映像を見た時ヴィクターは、祖国でクーデターが起こり、パスポートが無効になってしまったことを初めて理解するのだった。
愛する祖国が戦渦に巻き込まれていた。 彼は悲しみの極致になるのだが、電話をかけるのも一苦労の彼は、小銭を失い、チケットも紛失してしまう。 もちろん空港外に出ると、不法入国者となり逮捕されてしまうのだった。
アメリカへの門戸を閉ざされた彼は、仕方なく空港ターミナル内での生活を始める。彼が見つけた場所は、改装中のターミナルだった。 ここはまだ業者が入っていなくて、誰にも邪魔されない場所だった。 長椅子を改良し、簡易ベッドにしてしまうヴィクター。
そして彼の空港生活が始まるのだった。 言葉が通じないことから散々な目に遭いつつも、徐々に生活の方法を習得していくヴィクター。 ディクソンの監視のもと。 絶えず目をつけられるが、清掃員のグプタ(クマール・パラーナ)やフード・サービス係のエンリケディエゴ・ルナ)らとだんだん馴染みを通じていく。
そんな中でヴィクターは、妻子ある男性との不倫の恋に悩んでいるフライト・ アテンダントアメリア(キャサリン=ゼタ・ジョーンズ)に淡い恋心を抱くようになるのだった・・・

この作品は、本当に面白かった。 スピルバーグトム・ハンクスのコンビは、今年公開の 「ブリッジ・オブ・スパイ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13820743.html で再び監督と主演となりましたが、戦争ドラマで、製作を二人で携わっていることからこの作品に繋がっているようですね。
空港内のお話はモデルがあったと言われています。 確かに紛争地から来た旅行者には、こういう問題はあり得る話ですよね。 さらに9.11以降は、特に欧米の空港ではチェックが厳しくなっていますし、日本の空港でも、帰国者の日本人よりも、外国人旅行者のチェックは長蛇の列になっていますからね。
またクラコウジアという架空の国も、旧ソ連圏のロシアの周りの国という設定ですね。いまでこそある程度秩序が構築されていますが、2004といえば地域によっては政情不安のあった時、リアルなお話ですね。
ただ、物語はなかなか面白く滑稽なお話ですね。 辛くて切ない境遇に陥ったヴィクターですが、飄々として、そしてしぶとく生きていくんですね。 根を上げるのはディクソンの方でした。 しかし、彼には実は大事な訪米理由があるんですね。 これは結構泣かせます。
ロマンスあり、コメディ要素ある、ある種感動のドラマでした。

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空港から出られない?

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それは祖国で起こった悲劇だった

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しかし彼はしぶとく生きていき、仲間ができる

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そしてアメリアと出会う

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そして空港内でのディナーを

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