anttiorbの映画、映像の世界

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アーロと少年

2015年作品、ピーター・ソーン監督、石川樹:声の出演。

6500万年前、地球は大隕石の衝突により、当時繁栄を誇っていた恐竜は絶滅した。しかしもし、隕石がそれ大絶滅が起きなかったとしたら?
数百万年が過ぎ、アパトサウルスの夫婦・ヘンリー(山野井仁)とイダ(安田成美)はしっかりと家を構え農園を作り、幸せな生活を送っていた。 そして今日は卵がかえった日になった。 3つの卵が割れ、バック(井上福悠)、リビー(菊池心寧)が相次いで出てきた、そして最後のいちばん大きな卵から出たのは逆にいちばん小さく、怖がりのアーロだった。
しかし両親はとても喜び、子供たちの成長を願うのだった。
成長した3匹だが、バックは作物に水をやることができるようになり、家に足形をつけることを許される。 またリビーは、苗床をつくることができ足形をつけれた。
しかしアーロ(石川樹)はなかなか家の手伝いが満足にできなかった。 その夜父はアーロを連れ出し、アーロを励まし、そしてヘンリーは、アーロに穀物を盗みに来るやつを捕まえ殺すことを言いつけるのだった。
そして貯蔵庫に忍び込もうとした生き物が罠にかかったので、父に言われた通り、やっつけようとしたが、アーロは怖がってしまい、逃がしてしまう。 ヘンリーはその生き物の足跡をアーロを連れて追いかける。
しかし、途中アーロはバテテしまいもう追うことができなくなってしまう。 ヘンリー はアーロと共に家に帰ろうとしたその時、嵐が来た。 そして山が崩れ、川に入り込み土石流となってヘンリーに襲追いかかった。 ヘンリーはアーロを必死に逃がしたが、自らは流されて命を落としてしまった。
その生物は凝りもせずまた貯蔵庫に入り込み、穀物を食い散らかしていた。 それを見つけたアーロはその生物を捕まえようと追いかけるのだが、アーロが川に落ち、流されてしまう。
はたしてアーロは家に帰ることができるのだろうか?…

ピクサーの新作は恐竜の物語。 もしも恐竜が滅びなかった古代の世界を描いています。 恐竜が滅びなかったら、人間は登場したんでしょうか? いきなり現代になるんではなく、人類が出始めたころの共存の時代の物語ですね。
アパトサウルスの家族、しっかり自分で畑を作り、食料を育てているんですね。 これはなかなかの設定でした。 進化して知恵を持ち、自給自足の生活をするのは、畑を作って草食恐竜の食べ物を自分たちでつくる。
では肉食恐竜はどうなんでしょう? ちゃんと後半出てきます。
しかしどの世界にも、悪い輩はいるもんで、じゃあ草食恐竜は肉食の悪い奴らは食べないのか? いや共食いはしないんですね。 それは恐竜がそういう事はやらないという進化をしているからなんですね。
ここに出てくる穀物を食い荒らす生き物、これこそ人間の子供、スポットのアーロが名付けるんですが、人間は雑食、何でも食べるんですが、まだ四つん這いなんですね。
正直、ピクサー独特の可愛さが不足していますが、もし? という部分はよく考えられていましたね。

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ビクビクして生まれてきたアーロ

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現れた少年

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川で流された二人

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だんだんと仲良くなる

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肉食恐竜たちとの出会い

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ギザギザ山をめざす

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