anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ザ・グリード


南シナ海。 密輸業者のジョン・フィネガン(トリート・ウィリアムズ)ら一行の乗った密輸船サイパン号は、積荷とその依頼主である武装集団とを乗せて、現場近くの海域を航行していた。 整備士のジョーイ・パントゥーチ (ケヴィン・J・オコナー)と、レイラ(ウナ・デーモン)と3人での仕事だが、武装集団はハノーバー(ウェス・ステュディ)をリーダーとして危ない連中だった。荷は明かされていないがどうやら物騒な物らしい。
しかし外は暴風となり、不運にも海上を漂流していたモーターボートと激突し、船体に大きな損傷を負ってしまう。 突然のアクシデントに立ち往生したフィネガンたちだった。
一方、処女航海中の3000人もの乗客を乗せた超豪華客船アルゴノーティカ号は、船主のサイモン・キャントン (アンソニー・ヒールド)が巨費を投じて作り上げ、船内は賑わっていた。
その中にひときわ美貌の女がいた。 彼女はアサートン船長(デリック・オコナー)から、IDを盗み取り、保管庫に入りこみ物色を開始する。 彼女は女スリ、トリリアンファムケ・ヤンセン)だった。 客船の金庫までたどり着くが、待ち構えていた船長に捕まり食糧庫に監禁された。 手配済みでマークされていたのだった。
すると突然、船は何物かに衝突、強い衝撃がパーティー開場を直撃。 逃げ惑う客たちで船の上は修羅場と化す。
サイパン号は、ようやく超豪華客船アルゴノーティカ号を発見した。 何とか航行するためには部品が必要で、この船からそれを調達するしかないとして、ハノーバーが指揮を取り、フィネガンもそれに無理矢理従わせられた。しかし客船内には不気味なほど人気がない。 いったい何があったのか?
同じような事故にあってこっちも立ち往生しているようだったが、船内はもうみんな脱出したのだろうか?
それはさておいて部品を探し回り始めた矢先、金庫から女が出てきた。 トリリアンだった。 彼女はここに閉じ込められていたことから無事だったのだった。
そしてこの船はもうある生物に乗っ取られていたのだった…

怪物映画、それも海の巨大生物の代表的な物は、サメですが、今回はワーム、まあ大ミミズですね。 それも通常は小さい存在であり、太古の生物という事ですが、突然変異か、深海に潜んでいたのか、突如として大型船を襲い、そこにいた大半を食らっているんですね。 肉食なんでしょうか?
途中説明がありますが、人間は丸のみ、体液を取って排泄されるんですね。そして怖いのが口? から発する液体ですね。 何とも気持ちが悪い。
どんどん犠牲になっていきますが、脱出する方法も無い。 そしていずれはこの船も沈んでしまう。 さてどうやって逃げるのか?
まあ生き残るのは、決まっていますが、脱出方法と、最後のスピード感が大変面白いんですね。
監督はスティーヴン・ソマーズ、近作は「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11867176.html というホラー作品でしたが、その前の「ハムナプトラ」が代表作ですかね。
海というのはまだまだ未知の生物がいてもおかしくないですね。

イメージ 1
女スリのトリリアン

イメージ 2
サイパン号から乗り移った男たち

イメージ 3
人気のない中、生き残っていたトリリアン

イメージ 5
そして襲い掛かってくる巨大ワーム

イメージ 4
乗客たちはもう吸い取られていた

イメージ 6
吐き出された仲間も溶けていく

イメージ 7