2015年作品、イ・ビョンホン監督、ジュノ、キム・ウビン、カン・ハヌル出演。
ドンウ（ジュノ）と、チホ（キム・ウビン）と、ギョンジェ（カン・ハヌル）は高校の同じクラス、仲良くなったのは、クラスのある女の子をみんな好きになったから。 ソミン（チョン・ソミン）という女の子で、なかなかきっかけを作れない3人だったが、チホが思い切って彼女をゲットしたのだった。 しかし、彼女の胸を触ると言う大胆な行動に出たチホと、ギョンジュは喧嘩になってしまう。 しかしそれがきっかけで、3人は意気投合したのだった。
そして2年が経ち、チホとソミンはなんだかんだ言っても関係は続いていた。ギョンジュは大学生となり、ドンウは受験に失敗し、浪人生活を送っていた。 チホは大学に落ちたのに親のすねをかじり、すっかりニート生活に入っていた。 数えで二十歳になった3人は、ソミンの兄がやっている食堂に行き、酒を飲みながら、いま何がしたいのかを話し始める。
付き合い切れないと言ってソミンは部屋に行ってしまうが、3人の一致した意見は、ＳＥＸをするということで話が一致するのだった。
まずは好きな女性を見つける事だったが、ソミンという彼女がいるチホは、たまたま信号待ちをしていた、ウネ（チョン・ジュヨン）に一目ぼれし、うっかり車をぶつけてしまう。 彼女は女優の卵で野心家だった。 まだ売れていない彼女のにわかマネージャーとなり、近づくことに成功する。
一方ギョンジュは、大学の先輩のチンウ（ミン・ヒョリン）の美しさに惹かれてしまう。 しかし彼女はギョンジュの事を知っていた。 彼女に知られていると有頂天になったギョンジュだが、それは彼が新入生の歓迎会で失態をしたからだった。 しかし彼女は優しく、ギョンジュの面倒を見てくれ、彼女の取っている専攻を教えてくれる。
またドンウは、浪人生活を送っており、一人暮らしをしていた。 彼は高校時代に父が事業に失敗し、逮捕され、3人の弟がいた。 彼の夢は漫画家で、バイトをしながら自活していたし予備校にも通っていた。 そのクラスメートが、ギョンジュの妹のソヒ（イ・ユビ）だった。
3人の青春が弾ける…
監督のイ・ビョンホンは、あの大物俳優とは違う人物で、「サニー永遠の仲間たち」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10993315.html の脚色をした人物です。 あの感動作に携わった彼が今回は青春コメディの監督をしました。
この作品は、ジュノが映画初主演となって韓国で大ヒットした作品ということです。 ジュノって２ＰＭというグループのメンバーで、日本でも人気があるそうですが、私は全く知りません（＾＾）
ただ、韓流のイケメンだと言うことは感じますし、3人揃えたからこその本国で大ヒット作なんでしょうね。
でもどちらかというと、ヒロインの3人が結構可愛いですし、各々個性が別れた配役になっていました。
地味で質素な感じのチョン・ソミン演じるソミン、自由奔放で無邪気な高校3年生のイ・ユビ演じるソヒ、そして野 心ある女優の卵ウネをチョン・ジョンミンが演じていますし、そのほかにミン・ヒョリン、さらにはドンウの母親役で、オ・ヒョンギョン、美人女優がふんだんい起用されていますね。
物語は若い3人の青春物語ですが、性格も境遇も全然違うんですが、たまたま好きになった女の子が一緒という絆で、意気投合したと言う、ちょっと考えられない出会いですね。
でも何となくわかる気がしますね。 私の高校時代も、変なトライアングルになった3人の男たちがいましたから（＾＾）
基本青春ドラマなんですが、ところどころ私でもわかるギャグもあり、笑えるというよりもちょっと甘酸っぱい感じの懐かしい作品でしたね。 予定調和の邦画とはちょっと違った韓流映画でした。
高校の時に意気投合した3人
ナンパ士のチホ
ドンウのとこと好きなソヒ
