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戦慄ショートショート 怖い話  コワバナ 恐噺 呪い「呪い代行」

2013年作品、横山一洋監督、遠野千夏主演。

バーで、不満を言っている女性、彼女が騒いでいたおかげで、ほかの客はみんな帰ってしまった。 バーのマスター(仲松秀規)はちょっと恨みがましく彼女に言う。
サトミ(遠野千夏)は会社の上司の小島久枝(小柳こずえ)の態度に腹を立てていた。
何をやっても文句を言われ、目の敵にされていると思っているとマスターに言う。
“丑の刻”というこの店のマスターは、あるサイトがあると教えてくれる。 それは呪いの代行を請け負うサイトがあるというのだった。
しかし本気にしないサトミ。 でも、もし使うんならちゃんと注意書きを読まないとと言うのだった。
毎日のように文句を言われるサトミ、そしてついにそのサイトを検索して、久枝の足に呪いをかけるのだった。 すると彼女の部屋の画像が現れ、足に手を掛けられる彼女の姿が。
そして次の日、彼女は足を引きずって現れた。 そしていつも通りサトミの仕事をこけにするのだった。 そしてだんだんサトミの呪いはエスカレートしていくのだった…

KOWABANA 憑神の館」 と同じ監督の作品、これはシリーズの 「呪い」 という作品群の中の一遍です。
「人を呪わば穴二つ」 という昔のことわざがありますが、意味は呪いは掛けた方に帰って来るということなんですね。
昔は藁人形を使った呪いの儀式があり、丑の刻参りにおいては、作法として、五寸釘を使い、丑三つ時に相手と同調関係を得ているもの(髪の毛など)を埋め込み、藁人形に釘を打ち込むというやり方が有名です。
この作品にも、サイトの中に藁人形が登場して、呪う相手の部位を指定するんですね。
シリーズを見ているわけではないですが、このマスターが曲者ですね。 なかなかいいキャラのマスターです。
さて呪いは、成就するんでしょうか? まあそうはならないんですがね。

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呪いをかけたサトミの末路は

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