anttiorbの映画、映像の世界

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エル・マリアッチ

1993年作品、ロバート・ロドリゲス監督、カルロス・ガラルドー主演。
 
メキシコのコアウィラ州のヒメネスの刑務所に一台の車が近づいてた。 パトカーから中年の女が出てきたが、彼は1人の囚人に近づいた。 何かを待っているそぶりを見せ、受付に座る。
アズール(レイノル・マーティネス)はこの刑務所を仕切っている囚人だった。 そこにモーリシオ(ピーター・マルカルド)から電話が入った。 二人は汲んでいたが、結んだ金を一人占めにしたのはモリーシオだった。 そしてこの電話は警告の電話だった。
そこに別の車に3人の男が乗ってきた。 アズールを殺すために来た殺し屋で、始めの女の手引きだったが、アズールは3人を返り討ちにして、女にもっと金を積んで刑務所を脱出する。 部下からギターケースを渡され、その中に銃を仕込み消えて行った。
メキシコの小さな田舎町、アクーナに黒いギター・ケースを抱えたマリアッチ・ミュージシャン(カルロス・ガラルド)が、仕事を探してやってきた。
手下を殺された ことに激怒したモーリシオは、アズールの行方を追い、町中に黒いギター・ケースを持った黒服の男を探し出すよう指令を出す。
一方、何も知らぬマリアッチはホテルにチェックイン、フロントがモーリシオに知らせたために殺し屋たちがホテルに急行する。 自分が殺し屋に狙われていることを知ったマリアッチはホテルを脱出。 からくも逃げのびるが大切なギター・ケースを置いてきたことに気付き、危険を覚悟でホテルに戻った。
いったい自分はどうして命を狙われているのかさっぱりわからないマリアッチだった。
再び殺し屋たちに見つかった彼は、機転を利かせて4人の殺し屋たちを倒した。 行き場のなくなったマリアッチは、仕事の売り込みに立ち寄ったバーの美しい経営者のドミノ(コン スエロ・ゴメス)を頼り、ドミノは彼をかくまう。 だが彼女はモーリシオの愛人だった・・・
 
ロバート・ロドリゲス監督のデビュー作品で、なんと7000ドルの製作費で、200万ドルの収益を上げ、一躍脚光を浴びた伝説の作品ですね。 そして続編、3作目と続いて行くんですね。
監督作品で初めて見たのが「スパイキッズ」シリーズで、その後いろいろ見ることになる監督作品ですが、この1作目が何か一番手作り感満載で、雰囲気がいいですね。 低予算ならではの素人っぽさもあるんですが、それが何とも言えない作りになっています。
主役のマリアッチ役のカルロス・ガラルドーですが、意外に優男で、雰囲気がいいんですね。 てっきり続編でも彼が引き続きと思いましたが。 彼は製作にも入っていますが、続編でも、いろんな形で参加しています。
他のメンバーは知らない役者ばかりですが、何かそれなりにハマっていて、味わいのある作品ですね。 ちょっと次作の「デスペラード」が楽しみになってきますね。
 
明けましておめでとうございます。
今年1作目は、1月に公開される「シン・シティ 復讐の女神 」があるので、このシリーズから出発します。
本年もよろしくお願いいたします。
 
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刑務所を脱出したアズール
 
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一方アクーナにやって来たマリアッチ
 
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そしていきなり襲われる
 
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殺されたくはない、必死に抵抗する
 
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そしてアズールもやって来た
 
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