anttiorbの映画、映像の世界

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モールス

2010年作品、マット・リーヴス監督、コディ・スミット=マクフィー、クロエ・グレース・モレッツ出演。
 
ニューメキシコ州、ロス・アラモス、1983年3月、まだ雪が降っている中、2台のパトカーが先導して救急車が走っている。 50代半ばの強度のやけどを負った男を搬送している。 酸を浴びたようだ。 男はもがき苦しんでいた。 
その男と話したいと、メガネをかけた初老の男(イライアス・コティーズ)が現れた。 男は刑事だった。 話せないならとメモ帳を置いたところに連絡が入った。 電話をとりに受付に行ったすきに、やけどの男は窓から飛び降りてしまった。 メモには 「すまない、アビー」 と書かれていた。
話は2週間前に遡る。 雪に閉ざされた田舎町。  12歳のオーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は雪の中で一人でいた。 母親からごはんだと言われ家に戻った。 
彼は学校が好きではなかった。 いつもいじめられているからだった。 鏡を見ながらきゃしゃな体を恥じていた。 望遠鏡で外を眺めるのが彼の趣味?となっていた。
ある夜、望遠鏡を覗いていた彼は、雪の中を裸足で歩く隣に越してきた少女(クロエ・グレース・モレッツ)を見る。 次の日いつものように、彼は見学した水泳の時間の後、ロッカーでいじめられ失禁してしまった。 
その夜、彼は昨日越してきた女の子に会った。 隣に住んでいると彼女に言うが、彼女は友達にはなれないと言う。 バカにされたと思ったオーウェンは、多少頭に来た。 一緒にいる男(リチャード・ジェンキンス)は父親なのだろう。 でも何か不気味な男だった。
その夜、深夜スーパーで買い物をした男が車の中に待ち伏せされ殺された。 犯人はその男から血を抜き取っていた。
オーウェンは隣から怒鳴り声が聞こえてくるのを聞いた。 いったい誰の声なのか?父親の声ではない感じだった。
次の日学校に刑事が来た。 殺人事件が起きたので、注意を促すためだった。 その夜オーウェンはまた彼女に会った。 彼女の名前はアビーといった。 
ルービックキューブに興味があるらしく、オーウェンはそれをアビーに渡した。 次の日、6面完成したものが公園におかれていた。 彼女は一人でトンネルに蹲っていた。 そこに通りかかった男、親切心から彼女を抱えようとした時、突然アビーは何者かに変身した。 そしてもうそれはアビーではなかった。 男は血を吸われ絶命した。 彼女はいったい何者なのか?・・・
 
スーパーヒロインもやる彼女が、今回はヴァンパイア役でした。 夜しか行動しないと言うオーソドックスな物です。 ヴァンパイア少女と、人間の少年の恋、正体を知られた彼女は普通はそのものを殺してしまうのですが、彼女にそれができません。  そこが恋愛ホラーという設定のキーポイントでした。 まさに夜は無敵の彼女ですが、噛まれて生き残った者はやっぱりアンパイアになるんですね。
キック・アスの彼女も強いですが、異形の者となった彼女も大変強いですね。 変身した彼女の顔さえ見なければ、可愛く強いいい女の子ですね。
もうクロエも16歳、だんだん大人になっていってしまいます。 今年公開された「キャリー」のリメイク版と、いよいよ来年公開のキック・アスの続編が来ますが、みずみずしいクロエを見るのはそろそろ終わりかもしれませんね。 「キャリー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10627659.html はなかなかの熱演で、「キックアス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6438038.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11160639.html は予告が始まっていますが、その前にまた違ったクロエを見れる作品でした。

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華奢な少年オーウェン

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隣に越してきた少女

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この男が連れてきたが、父親なのか?

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るびっきキューブに興味を示すアビー

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二人は惹かれあっていくのだが…


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