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ジャック・ハンター2 失われた砂漠の秘宝

2008年作品、テリー・カニンガム監督、アイヴァン・セルゲイ主演。

エジプト・ギザ、ここでは絶えず発掘調査が行われている。 石箱が見つかりその中から、黒く昔の文字が刻みこまれた三角錐状の物体が見つかった。
このオベリスクは重大な発見で、あくまでも解明はエジプトでやると言う学術部長のサイードだが、リナ(アライナ・ホフマン)はジャック・ハンターに任せるべきと進言する。
その時、外にただならぬ気配がして、発掘員たちが騒いでいる。 仮面を被った族が侵入してきたのだが、銃も何も効かない。 そして皆が倒れてしまった。
一方トルコの米軍基地に呼び出されたジャック・ハンター(アイヴァン・セルゲイ)はNSAからリットマンに奪われた”アイリス”を取り戻すこと、そしてもう一つの宝を彼の手に渡るのを阻止することを依頼される。
始めはいぶかしがる彼だが、リットマンに対する恨みから引き受けることにする。 そしてまたナディア(ジュアンヌ・ケリー)と合流することになるのだった。
カイロで襲われたリズだが、実はあれは幻覚だった。 飲み物に何者かが薬を入れ皆に飲ませたのだった。
ナディアはジャックに対して、アリが殺されたこと、国の宝が盗まれたこと、そして何よりジャックが誰の依頼で動いているかをきつく質問するのだった。 しかし今は何も言えないジャックだった。
そこにリナが現れた。 ジャックとリナは旧知の中で、リナはナディアに見せつけるように、ジャックに寄り添うのだった。 エジプトの宝をジャックはリットマンから守れるのだろうか?…

1作目では最後リットマンに”アイリス”を奪われ、その恐ろしい力を目のあたりにするのですが、さらにもう一つの宝を目指す物語です。 だんだんリットマンの背後に控える組織も姿を現し、そこに自国の宝を守ろうとするエジプト国家も絡んで三つ巴の争いになっていきます。
またジャックとナディアの関係もリナの出現により穏やかでなくなるところも、またちょっとしたハラハラ感があり、上手い展開になっています。
1作目で、恩師のシェイファー教授の助手をやっていた女リズ(スーザン・ウォード)が実はNSAのやり手だったことは、一応ラスト間近で明かされますが、今回はそこから話が始まる展開です。
今回オベリスクが発見されるところから、これが結構重要なカギを握るものとなっています 。これを持ってジャックが宝の場所をたどっていくところは結構面白かったですね。
またタリクが出てきて今回はちょっと活躍?します。 ここまで見ると3作目は観なくちゃという気にさせてくれる展開ですね。



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オベリスクを操りお宝の位置を調べるジャック

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