anttiorbの映画、映像の世界

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さよならドビュッシー

2013年作品、利重剛監督、橋本愛主演。

広いお屋敷で今か今かと待っている少女・遥。 従妹のルシアが着いた。 まるで双子のように仲のいい二人。
でも今回ルシアが来たのには訳があった。 ルシアの両親はアフリカに行くことになっていた。 そして危険地域のためルシアを祖父・香月玄太郎ミッキー・カーチス)に預けようというのだった。 母と別れるのがつらいルシアだったが、遥は彼女を優しく包むのだった。
しかしルシアの両親はアフリカの地で行方不明となってしまったのだった。 
そして二人は高校生となった。 ルシア(相楽樹)は離れの祖父の家に住んでいる。 遥(橋本愛)は毎晩のように泊まりに行くのだった。 
その日二人は大事な話をしていた。 小さいころから二人ともピアノを習っていて、将来は二人ともピアニストになると誓い合っていたのだが、この日ルシアは遥に言うのだった。
「私は看護婦になる。 もちろんピアノは続けるけど、ピアニストになるのは遥。 そしていつの日か遥は私のために曲を引いて欲しい。 いっぱいのお客さんの中でその中の私だけのために。 そしてその曲はドッビュッシーの 『月の光』」 
しかしその日変な音で目が覚めた遥は、家が燃えていることに気が付いた。 火事だ! すぐに祖父のところへ行くが、もう部屋中に炎が回っていた。
目を開けると香月悦子(相築あきこ)が覗き込んでいる。 ずっと意識がなかったのだが、ようやく目を開けたのだった。 悦子が言う、「3週間意識不明だった。 よかった。 おじいちゃんもルシアも助からなかったけどあなたは…」 医師の新条(吉沢悠)は 「体の34%がやけどを負っていたが、ほとんど元通りに皮膚を再生させる。 ただリハビリは厳しいものになるが、必ず元通りにする。」
そして彼女は生還した…

今、最も女優として伸び盛りの橋本愛主演作品です。 「桐島、部活やめるってよ
http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8130050.html では、クールな女の子役でしたが、この作品ではピアニストを目指すまっすぐな高校生を演じています。
でも彼女の境遇では半端ではないでしょうけど。
現代医学ではそんなことが可能なのかというほどの皮膚再生ですが、まあその辺はあまり触れず、それよりもリハビリの辛さが痛々しかったですね。 またこの作品ではピアニストの清塚信也が相手役に大抜擢されています。
たしかにちょっと硬いですが、そんなところを圧倒する生ピアノ演奏は圧巻でした。初めは向こうを向いてピアノを調律している男で、そんな彼が遥の立ち直りを助けようと名乗り上げるシーンと、はるかが引き込まれる演奏シーンは良かったですね。 ミステリーということですが、本当のミステリーは最後の方に種明かしされますが、まあちょっと見ているとすぐにわかりますね。 でもそんな勘繰りよりも素直にピアノ曲の綺麗さ、素晴らしさに心ときめかしてみるのが一番ですね。
ミステリーはおまけで、「月の光」を弾ききる遥の美しい姿が良かった作品でした。

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仲の良い遥とルシア

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2人3脚のレッスンだが、それはリハビリの厳しさも伴う

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集中する先生の岬

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お手伝いの綴喜みち子が付き添う

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本番直前の緊張

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