1996年作品、マルティン・ヴァルツ監督、ウド・ザメル ペーター・ローマイヤー イリス・ベルベン マルク・リヒター出演。
舞台はニューヨーク。32センチメートルにもおよぶ巨根を持つゲイの刑事ルイージ・マカロニ(ウド・ザメール)は、コンドームがペニスを食うという奇妙な事件の調査のためにホテルへ向かう。 ホテルでは以前に関係を持った男性ボブ(レオナルド・ランシンク)につけ回されるが、そこで若い美形の男娼ビリー(マルク・リヒター)と出会い、意気投合する。 しかし、部屋に入って事におよぼうと服を脱いだところ、件のコンドームに片方の睾丸を食いちぎられてしまう。
睾丸の仇をとるため、マカロニは「キラーコンドーム」捜しに執念をかける。
ある日、マカロニが自宅で入浴していたところ、突如ボブが包丁を持って乱入し、復縁を迫ってくる。 ボブのバッグにキラーコンドームが忍んでいたことを見抜いたマカロニは、性器に見せかけたガス管を食わせてガスを送り込み、コンドームを破裂させた。死骸を検死にかけたところ、キラーコンドームは人工生物だと判明する。
監督はマルティン・ヴァルツ、もう一作作品があるようですが、この監督はこの1本ですね!
ウド・ザメルは、「50年後のボクたちは」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15141562 に出演でした。
ペーター・ローマイヤーは、記事はありませんでした。
マルク・リヒターは、初めてでした。
イリス・ベルベンは、「パラダイス 人生の値段」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/04/060000 に出演でした。
見たかった作品、でも公開時は時間が合わず断念、中古のDVDは超高値で手が出ず・・・しかしディレクターズカット版が配信で見れるようになり鑑賞しました。
コンドームが襲ってくるということで、もちろん男性器を狙ってくる設定ですが、謎の男性の性器だけでなく人の鼻なんかも襲ってくるんで厄介な生物?なんですね。
後半にはもちろん原因、メカニズムの説明があり、その生み出した人間、作らせた存在も明かされますが、結構ゲイのラブストーリーでもあるんですね。 ラストシーンはそのものでした。