2024年作品、サム・テイラー=ジョンソン監督、マリサ・エイブラ ジャック・オコンネル エディ・マーサン ジュリエット・コーワン サム・ブキャナン レスリー・マンヴィル アンス・カビア出演。
イギリスのシンガーソングライター、エイミー・ワインハウス(マリサ・アベラ)は、様々な音楽的要素を融合させて独自のスタイルとサウンドを作り上げた。 2ndアルバム『バック・トゥ・ブラック』で全英チャート1位を記録し、第50回グラミー賞では最優秀新人賞を含め5冠に輝く。 若くして脚光を浴び、突然の名声に戸惑いながらも、感情むき出しの歌詞に独特のけだるいハスキーボイスで本能のままに歌い続けるエイミー。 だが、アルコールやドラックへの依存が深刻化してゆくなか、突如彼女に悲劇が訪れる……
監督はサム・テイラー=ジョンソン、作品は初めて見ました。
マリサ・アベラは、日本公開作品は初めてのようです。
ジャック・オコンネルは、「フェラーリ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/07/09/060000 に出演でした。
エディ・マーサンは、「オペレーション・フォーチュン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/10/16/060000 に出演です。
ちょうど音楽から遠ざかっていた時代に活躍した若きジャズシンガー、イギリスを本拠地にしていましたが、全米でも賞賛されたアーティストだったことを今作で知りました。
彼女の短い生涯の中で、ジャズシンガーに踏み出してから、恋人と出会い、紆余曲折あるなかで結婚、いろんなスキャンダルを起こし、束縛されることを極端に嫌う、ある意味女王様のような存在だったエイミーでした。
ただ、そのバックボーンに圧倒的な歌唱力と、実生活をベースにしたあからさまな曲が、聴く人を魅了したのも事実だったんでしょう。
しかし絶えず感じたのは危なっかしさで、長くは生きられなかっただろう破滅的な存在だったんですね。